調べる

調べもの

あなたは最近何かを調べたことがありますか?

この質問をすると大体の方はグーグルで何かを調べたことを覚えていると思います。

汚れの落とし方だったり、

料理の作り方だったり、

強いポケモンだったり、

昆虫の名前だったり、

近くのケーキ屋さんだったり、

・・・最近の私の検索履歴です。

この「調べる」という方法が端末になってからというもの以前ほど調べることに抵抗がなくなってきたと思います。

ちなみにネット環境が無い時代は

図鑑を買ったり、

専門的な本を買ったり、

図書館に行ってみたり、

人に聞いたり、

と、なかなか大変な作業でした。

今では分からないことがあれば、何でも「調べる」と答えが出てきます。

調べ方もすごく簡単で、調べたい言葉を入れたら、すぐに答えが入ってきます。

そして、これが「当たり前化」し過ぎて、

知らないことはない、

となり、全部知ってる、

となり、知らないことを認めることが難しいような風潮になっていくと思います。


そして、さらには知識にはそんなに価値がない時代となってきます。

だって、みんな知ってるんですよ?

知らなくても、ぱぱぱっと調べれば分かるから、

「なるほど!物知りだね!」

みたいな評価は中々されにくくなってくるでしょう。

要は知識ではなく、生活に応用できるか、という感じ。


私はカウンセラーとして起業しましたが、今、コピーライティングやコーチとしての活動しています。

・・・起業あるあるらしいのですが、受け入れるまで少し時間はかかりました。

おかしいなぁ、、、。


しかし、理由ははっきりしています。

カウンセリング市場について調べてなかったから。


調べていた、もしくは学んでいたのはカウンセリングのスキルやマーケティングスキル、話し方や傾聴、心理学など、、、

確かに必要でしょう。


でも、それだけではダメなのです。全然ダメなのです。

では、市場を調べようとした時何を調べればいいのでしょうか。


こっからは起業全般に言えることと思うのですが、

まず「需要」を把握すること。

「需要」がない分野に「需要」を生み出すことも可能ですが、成果をいち早く得たいなら調べることは必要でしょう。

ちなみに「リステリン」という外科手術用の消毒薬は消毒薬の市場ではぱっとせず、「口臭予防」という市場を作りあげ、需要を作っています。

これが「需要」を創り出すということですが、リスキーですし、時間もかかります。


では、安定的に今ある需要をどう調べるのか。

まず、事実を絶対的とそうでないものの2つに分けます。


【絶対的】

カウンセリングならカウンセリングを受けている人は何人いるか、

そして、見込客となるべき人は何人いるか。

これについては、調べにくいのですが、仮に福岡で起業するなら、まず福岡の人口、男女比を調べます。

次に心療内科の数やカウンセリングルームの数、

売上などの調査から単価と人数の概算。


【そうではないもの】

次に、カウンセリングを受けそうな人の統計的な人数。

これには専門家や競合他社に話を聞くと良いでしょう。

これはその人、調査機関の主観が入っているので絶対的なものではありません。


このように絶対的な事実とそうではない事実に分けて調べていくと、自分のビジネスを構築しやすくなると思いますので、是非やってみてください。


確かに需要を作ることはやっていましたが、需要を調べることは疎かにしていました。私もやってみますね!

1年後、カウンセラーとして生活出来ているか、楽しみにしてください。

虐待に関する電話はおよそ4分に1件。来年から児童養護施設の対象の児童が在宅支援になることもあり、さらに発見することが難しくなります。教育と虐待。線引きは明確ではないでしょうが、可能な限り関わっていきます。