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反省して学ぶ事 vol.49

昼間は、京都の観光地の飲食店でお客様をお迎えし
夜は、自分の生きたい人生を生きられるための、カウンセラーをしている、中村ななです。

今日は、反省して、学ぶというお話しをします。

今日、昼間のお仕事で、大反省する出来事がありました。

私の働くお店は、夏にはかき氷が始まります。

今日も沢山の方が買ってくださったのですが
そんな中、事故は起きました。

修学旅行で来ていた学生さんが、かき氷を注文し
出来るのをワクワクしながら待っていた時の事です。

スタッフがかき氷を作り、シロップをかけ
『お待たせしましたー』と勢いよく振り向いた瞬間と

『This one(これください!)』と別の外国人お客さんが、手を伸ばされた瞬間が思いっきり重なってしまい

外国人の方の手が、スタッフの手に当たり、かき氷の上半分が学生さんに向けて飛んで行きました。

慌てたスタッフは、すみません!大丈夫ですか?!と学生さんに声をかけ、私は焼き鳥を焼きながら『タオル取って来てください!』と言い、氷を作り直し

その場はおさまったかの様に思えましたが

その後、外国の方は、気分を害され、出て来た食事を拒否され、帰られてしまいました。

一連の出来事を受けて、スタッフ達にどう思うか聞いてみると
『さすがに居辛かったんちゃいます?』
『やってしまった!って感じでしたもんね』
『でも、さすがに料理出来てるのに、帰るのは…』

と色々な意見が出ました。

確かに居辛かったのかもしれません。
しかし、そうさせてしまったのは、私達です。

私をふくめ、あの瞬間に、誰も外国人のお客様を気遣えていなかった。

そこに問題がありました。

かき氷が潰れて、学生さんにかかったのは
お客さんだけのせいではありません。

スタッフがもう少し、周りを注意していれば
その周りに居る私達も、ちゃんと見て、声をかけていれば

防ぐ事も出来た事です。
それに、やっぱり、どちらのお客さんにも
瞬時に、気遣いをするのが接客だと思うので

今日の出来事は、至らなかったと反省いたしました。

こういう出来事が起きた時に、お客さんが怒って帰られたという事を、どう捉えるか?が、今後、どんなお店になって行くか?に繋がると思います。

お客さんのせいにしてしまえば、それで終わりです。
その方が一時的に、気持ちは楽かもしれませんが

そうして自分の心を守ったところで
誰も幸せにならないし
それ以上進歩する事はありません。

進歩するどころか、嫌な思いをして帰らはるお客さんがおられる時点で、後退しているのですから

私達に出来る事は、この反省を活かして次に繋げる事だと思います。

これは、自分の人生においても、同じですね。
誰かと喧嘩になってしまった時も

視点を変えれば、どちらも正義でもあり、また、どちらにも反省すべき所は必ずあると言うことです。

そんな時、相手を否定して自分の正義だけを貫くよりも
自分の反省すべき点を見極めて

思いやりを持ち合いながら、話し合う事が出来れば
より良い関係が築けるように思います。

ごめんなさい。が言える事で
ありがとう!が湧いて来る。

そんな些細な事が、日常で最も大切な事のように思う出来事でした。

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