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#70 Voicy5/24放送回。あなたはお賽銭にいくら納める?

︎▶︎相場がないものにいくら払うか

Voicy、Lesson6ではお金を使う話に焦点を充てたいと思います。

お金を使う行為の中で「価格、相場が決まっていないものに対し、自分で額を決めてお金を払う」のは最も難易度が高いと思っています。

今回はなかなか難しい問いかけかもしれません。

いつも話ししているお金の機能のひとつ、①貯蔵②価値の交換③価値の尺度です。

お賽銭は③価値の尺度が明示されていない状態で②価値の交換をするわけです。

また、ありがとうの交換とも言い換えたりしますね。

人は価値、モノや体験、サービスの対価としてお金を使います。

お賽銭はすぐにリターンはないように思えますね。


それでも納めるのはなぜか?

ここでいう価値はなんでしょうか?



お宮参りや七五三は祝詞、祈祷も込みなので、初穂料(はつほりょう) は5,000円からとなっていることが多い印象です。


今回は、旅行で訪れた観光名所にもなっているような神社やお寺を想像して下さい。

あなたはいくら納めますか?

▶︎問いかけの狙い

究極払わない選択肢もあるし、価格や相場がはっきりしないものほど、お金に対する価値観が表れるからです。

お賽銭を納めるのは価値の交換。
その価値とは何かを考えて欲しいからです。


お賽銭はおみくじのように納めたからといって、モノと交換できるわけでも、面白い体験ができるわけでもありません。

目には見えないけれど、私たちを守ってくれる神仏に対する広い感謝の気持ちだったり、無事にこの旅行に来れたありがとうを表現したものだったり、お金は巡る、循環器しいつかは自分に戻ってくるからと納めている人もいるでしょう。

ここでの納める金額はその人のお金に対する価値観と合わせて、“お金の器”にも通じるのではないでしょうか。

▶︎自分のお金の器を見極めることも大切

人によってお金の器は違う。

年齢や生活レベルによって変化する金銭感覚に近いのですが、正確にいうとその人の人格とお金の教養レベルによって扱える金額が違うことを私は“器”と表現します。

宝くじの高額当選で人生が台無しをする人がいるように、自分の器以上にお金が入ってくると、負荷がかかり、逆に自分のお金の器より節約したお金の使い方をしていると、人生を楽しむことができないのではないでょうか。

▶︎私の回答


Voicyでは話していなかった私の回答です。

私は金額を決めていて、1,000円か10,000円です。

初めて訪れた場所であれば、この場に導いてくれた感謝を込めて1,000円。

七五三やお祝い毎に訪れている神社や、うちの目の前にある氏神様の神社には一万円と決めています。

時期を決めず、進学や何か嬉しい出来事があった時は、「守って下さってありがとうございます。」の気持ちを込めて納めます。

とても晴れやかな気持ちになります。

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