#96 外貨建て運用の罠。為替を理解してから買おう。
心躍るマネーサポーターみほです✴︎
資産運用商品には外貨建てでも投資できるものが多くあります。
▶︎為替を理解してから購入するべし
外貨建て運用商品を購入する際は為替の仕組みを必ず理解してから購入することをオススメします。
商品の重要事項にも必ず為替リスクは明記してあります。
そうなんです、円以外の通貨で購入するということは、為替差益も狙えるけど差損もありえるということ。
金融商品はその仕組みを理解するのも初心者の方には大変ですね。
さらにこれが為替の要素も加わるとより複雑になってきます。
円高、円安、為替レートこの3つがまだ「?」の人は、外貨建て金融商品の購入はちょっと踏みとどまって下さいね。
理由は以下の通りです。
▶︎外貨建てで増えていても円換算では目減りしていることもある。
外貨建て商品には、元々外貨を保有している人以外は、為替手数料を払って日本円→外貨に替える方がほとんどでしょう。
ここで大事なポイントは、外貨建て、円建てどちらの評価額も気にしないといけないことです。
例えば100万円で、10,000米ドルの投資信託を購入したとします。
レートはわかりやすく1ドル100円としましょう。
一年後に運用がうまくいき10,500ドルになり、ドル換算で500ドルのプラスになったとします。
さて、ここで問題。
円換算額ではプラスになっているでしょうか?
答えはその時のドル円のレート次第!
その時のドル円レートが例えば
💰1ドル=100円
10,500ドル✖️100円=1,050,000円
プラス50,000円
💰1ドル=90円
10,500ドル✖️90円=945,000円
マイナス55,000円
なんと!
ドルは増えていても円換算額では目減りしています!
正確に言うと、ここでの円評価額はその時点の評価なので、ドル高になってから円に替えるのが賢い選択ですね。
その他、譲渡益(売却時に利益が出るとき)の税金計算にも円が用いられるので、注意が必要です。
この件はまた次回案内しますね!
繰り返しとなりますが、まとめ。
外貨建て金融商品を購入する際は、まずは為替の仕組みを理解してから!
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