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お久しぶりです。

しばらくnoteを休んでしまいました。ローマ字入力で「のて」と打てば「note」と変換されてたのをIMEが忘れるレベルで休んでました。お久しぶりです。

noteだけじゃないですけど、続けていたものをなんらかの理由で中断してしまうと、なかなか再開するのが難しいですね。この難しさ、改めて思い出しました。こういった心理的障壁を体験できたことがnoteを休んでみた一番の収穫かもしれません。心理的な抵抗感というのは、実際に体験した人でないとわからない部分が多々あるな、と思います。理屈や理論だけじゃ不十分なんですね ーーー だからこそ「心理的」なのかもしれないですが。

そんなことを思うのも、最近ユングの自伝を読み返しているからかもしれません。昔むかし、思春期だった時代に途中まで読んだ記憶があったんですが、ほとんど何が書いてあったか忘れてしまったので、書い直してはじめから読み直してます。

ユングが面白いのは、彼自身が精神的に病(やまい)を抱えていたことです。彼自身の問題への取り組みがまずあって、その歩みの途中でクライエント(患者さん)たちと出会う、という構図があります。決して「問題のない状態の人が問題のある人を治してあげる」という高低差を感じる構図ではない。つまり、クライエントと一緒になって「んー、これどうしようか?」「こんなん出てきたけど、なんなんだろうね?」のように問題を共有して考える(「考えあぐねる」という感じが近い)。クライエントと対等になって、問題をネットワークで受け止める構図がユングの特徴のように思います。

今の自分は、仕事でも趣味でも、人と会う/人と話すことが活動の中心にあります。そうすると必然的にいろんな悩みを耳にすることが多いです。そういうとき、自分が実際に同じような体験をしたことをベースにし、同じ目線になってお話できると打ち解けやすいです。いわゆる話の引き出しが多いと、対話 ーーー お互いの話を遮らない言葉のリレー ーーー がしやすいと感じます。

SN

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