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あなたの心の拠り所〜ジェームズ・アレン『運命を変える7つの学びのステージ』より12

自己啓発や成功哲学に多くの影響を与えたと言われる イギリスの哲学者ジェームズ・アレンの思想の実践本 『運命を変える7つの学びのステージ』から 一文を紹介しながら、私なりの考察を書いています

 The one stage lesson 12
世の中には、人を導いたり、成長を助ける人たちがいます。
でも、説教や演説をする人が人を導くわけではありません。
心の知性、モラルの正しさや美しさが、
人を導くにふさわしい存在として慕われていくのです。

私もいち保育士として、講師として
人に教えたり、成長を助けたりしているので
とても身に染みる言葉

起業塾やビジネス塾でも、沢山の人に出会ったけど
慕われる人というのは、
穏やかで、気配りがあって、さりげなく助けてくれたりする

何か悩みごとがあると
その人に聞けばいいよと、みんなが言う

そういう人になりたいと思っているけれど
まだまだ自我が全面に出てしまう

聖書の中には

なぜあなたは
兄弟の目の中のちりに目をつけるが
自分の目の中の梁には気がつかないのですか。

兄弟に向かって
『あなたの目のちりを取らせてください』
などとどうして言うのですか。

見なさい
自分の目には梁があるではありませんか。
偽善者よ
まず自分の目から梁を取りのけなさい。

‭‭マタイによる福音書‬ ‭7:3-5‬


というのがあります


まず自分自身の心を
正しい方向へ向けよということ。
アレンの言ってることも、こういうことかなと思う


じゃあ、正しいものとは何なのか?

そういうのを言っているのが、様々な宗教の倫理観なのかも
私は他の宗教について知らないので、聖書から引用しますが

御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません

こういうものは、誰も否定しないかなと思います

ただ、価値観が違えば、その「正しさ」も人によって違う
御霊の実と言われていることも
自分中心に置いていたら、逆に誰かを傷つけてしまうことになる

この世界には、様々な人がいて、様々な生き方がある
それを尊重しながら、目指す目標やテーマにとって
一番良いことは何か?を考えていくこと
その過程で、互いを知り、理解して、歩み寄っていくということ

それをなしにしては、結局は意見の相違ということで
全ては終わってしまう


とても時間がかかって、とても難しいことだけれど
その気持ちを持っているだけでも
関わり方は変わっていくのかもしれない


あなたの心は何を大切にしていますか?
あなたの心は何を拠り所にしていますか?

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