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「すみません」ではなく「ありがとう」

三上ナナエさんの「気遣い」のキホン

「すみません」ではなく
ごめんなさい
ありがとう
ちょっとお願いします
申し訳ありません
失礼します
恐れ入ります

「すみません」って本当にいろんな意味がありますね。
まさに私、多用しすぎな人間でした。特に出産してから必要以上の「すみません」に違和感を感じて言い換えに注意しています。
たくさん意味がある分、感情がこもってないように聞こえてしまう言葉。これからも要注意。
そしてコーチングでも言えるけど「クローズドクエスチョン」ではなく「オープンクエスチョン」
感情や経過、相手が思ってること、感じてること、大事にしていること。
幅広く知ることで、つながりも強くなりますね。
でも答えにくい質問はクローズドクエスチョンで。息子によくしてしまうので自戒も込めて。

「電話の声が小さい人はトラブルを発生させる確率が非常に高い」
文章出てきたとき、大変耳に痛かった。
新卒の私。いつも自信がなくて周りに聞こえないように話をしていました。結局怒られるのが怖いという結論に行き着くんですけど、「怒られた」ととるか「その場で対処できた」ととるかの違いであって。どうせなら電話後よりもその場で対処できたほうが良いと今は思えます。
でも、ここに気づけるのには長い時間かかりました。

「堂々とした」姿=自信につながっていることに関連して。
5月28日の中日新聞で「大学生の息子が友達を作るときに構えないで話しかけるといいと言っていた」という記事を見ました。これもそういうことなのかなと思います。構えないで「いまこの教室に友達いないんだよね」というスタンスで話かける。「気が引けたのですが」「勇気を振り絞って」というようなフレーズを入れることで相手との心の距離がぐっと縮まる。奥手の人間にとっては真の思いやりです。そして、そう言える人のほうが格好いいですよね。

日常でのこと。感謝の言葉を必ず添えて事実を口にしたり、また「いつも助かるよ」という感謝の気持ちを伝えるだけでも嬉しくなります。また、報告は相手の知りたいこと結果から先に簡潔に伝えること。 相談した後の結果報告は忘れずに。しっかり報告されると「何かあった時にまた助けてあげたい」という気持ちになりますね。
それと、表情管理。
真剣なだけだとしてもパソコンに向かってしかめっ面の人は話しかけにくいし、話してても話も振りにくい。特にZoomはなおさら。加えて、声をかけられたら正対すること。税関では正対していない人は怪しいと言われるそうです。
正対とは鼻先心臓つま先が相手の方に向いていること。単純だけど確かにこっち向いてくれると嬉しい。
最後に、よく言われることですが、爪や靴と言った先端は人の目に行きやすい。身だしなみのポイント三つ。清潔感はあるか。違和感はないか。機能的であるか。

あと難しいけど、「ただ相手の気持ちを受け取る共感」
自分の気持ちを言葉で伝えると反感を買ってしまうこともある。特に愚痴に対しては気持ちを読み取って言葉にしてもらうだけで、落ち着いたりしますもんね。

ちょっとしたことばかりだけど、すごく大事で。コーチングにも繋がることも多くて。気遣いの本でわかりやすく納得できた1冊でした。



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