絶望を味わった日②

当時は自分の感情がコントロールできず、
仕事中も勝手に涙が溢れてきたり
夜も眠れなかった。


子どもが不登校なんて、
私が母親としてちゃんとサポートできてないからだ。


職場にも毎日遅刻して
看護師としてもちゃんと仕事ができてない…


私がもっとちゃんとしてたら
子どもも不登校になんてならなかっただろうし
職場の人にも迷惑をかけることはなかっただろうし


私がちゃんとできないから…


ちゃんとの沼にはまって身動きが取れず
ずぶずぶと沈んでいった。


あきらかに様子がおかしい私をみかねて
師長さんが心療内科受診をすすめてきた時も

「いや、大丈夫です。ちょっと今は子どものこともあって…
ちょっと大変ですけど大丈夫です。」

と、口では大丈夫と言うものの、


心の底では
「私、外から見てやばいのかな?」


と、自分の状況を客観的に判断できる力もなく
引きつった笑顔で「大丈夫です」と言い張ることしかできなかった。


眠れない、
いつもイライラしてる、
感情がコントロールできない、
そんな自分に疲弊していて


「あ、もしかしたらマジでやばくなってきてるかも」と
うっすら感じていた。


末っ子が学校に行かず、家で留守番させたまま出勤しようとした時


自転車をこぎながら涙が止まらなかった。


学校しんどいって言ってる子を無理やり学校に行かせようとしたり、
それって本当にこの子のためなの?
私のエゴなの?
そんな子をひとりで留守番させてまで仕事に行く必要ってある?
職場だってこんな中途半端にしか仕事ができない人がきたら迷惑じゃない?
結局何やっても中途半端だし

私って何を頑張ってたんだろう?


「うわぁーーーん」って声を出しながら泣いてみたら

色々溜めてたものが溢れてきた。

毎日しんどいって思ってたけど、
世の中みんなしんどいって思いながらも頑張ってるし、
私だけ甘えたこと言えない。

そんな甘えたこといったら
「役に立たない、使えない」って切り捨てられちゃう。

でも、もうこのまま頑張るの、もう限界かも…


その翌日、
心療内科を受診することになりました。


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