【ヤクルトのドラフト結果2019 その2】ドラフト3位の「杉山晃基」投手ってどんな投手!?

一昨日、昨日と二日連続でプレミア12で侍ジャパンが快勝しました。
最近は野球もいろいろな世界大会がありますよね。
日本代表として頑張っているとやはり応援したくなりますね!

さて、今回もそんな野球の話題です。
前回、ヤクルトのドラフトで指名した大卒投手はどんな投手なんだ?ということでドラフト2位指名の吉田大喜投手の紹介をしました。
ストレートの速度もあり、制球力もあるということで非常に楽しみな投手です。

そして今回は、ドラフト3位指名の杉山晃基(すぎやまこうき)投手について書きたいと思います。

杉山投手も調べてみると、とても楽しみで初年度からの活躍が期待できるのではないかと思わせてくれる投手です。

■特徴・経歴

名前:杉山晃基(すぎやまこうき)
誕生日:1997年6月25日
身長:180cm/体重:77kg
投手/右投右打

【経歴】
東京都葛飾区出身
葛飾区立梅田小学校(東京北砂リトル)
葛飾区立立石中学校(墨田ポニー)
盛岡大学附属高校
創価大学

【特徴】
最速154キロの力強いストレートが持ち味
変化球は、ツーシーム、スライダー、フォークが持ち球だが現状では及第点

制球が荒れることもあるようなのでそのあたりがプロになってレベルアップすることに期待ですね。
そんな杉山投手の高校、大学時代の活躍はどうだったのか見てみましょう。


■あまり目立った活躍がなかった高校時代

出身は東京ながら、岩手県の盛岡大学附属高校に行っています。
それだけ野球の素質があったということなんでしょう。

しかし、高校では2年の春からベンチ入りするも、高校として夏の甲子園に出場した際にはベンチ外だったそうです。

そして高校3年の夏は、岩手大会の準々決勝で敗退し、結局甲子園の舞台には立てなかったそうです。

その年のドラフトではプロ志望届は提出せずに大学へ進学。

東京から野球をやるために岩手の高校に行っても甲子園に出れないというのは、おそらくよくあることなのだとは思います。
ただ、やはり厳しい世界なんだということを教えてくれますね。


■大学で大活躍!

大学は東京八王子にある創価大学に入学。
創価大学野球部は、東京新大学野球連盟で試合をしています。
ドラフト2位の吉田投手の日体大が加盟している首都大学野球連盟とはまた別のリーグで、大学野球もいろいろなリーグがあるのだなと今さらながら知りました。

それはさておき、そんな創価大学ですが、多くのプロ野球選手を輩出しており、現ヤクルトのエース・小川投手も同大学の卒業生です。
また、杉山投手が1年生のときの4年生に現ソフトバンクの田中正義投手がおり、田中投手が卒業した後の2年時から主力として活躍していたようです。

まずは、2年時の春は8試合に登板し4勝0敗で防御率は1.70でした。

圧巻なのが2年時の秋季リーグでは6勝0敗、防御率1.26の成績で、秋季リーグのMVP、最多勝利、最優秀防御率、最優秀投手、ベストナインと総なめにしています。

3年時の春も6登板し、5勝0敗、防御率1.71でMVPを獲得しています。

3年時の秋季リーグでは4登板ながらも3勝0敗で防御率0.90と素晴らしい成績を残しています。

4年時の春は6試合で登板し4勝0敗で防御率0.69とこちらも素晴らしい成績でした。

そして、4年時最後の秋季リーグでは7試合に登板し3勝1敗でしたが、防御率は0.86とリーグ1位を誇っています。

通算成績で見てみると、41試合で登板、25勝2敗で防御率は1.29と圧倒的な数字を示しています。

しかし、リーグ戦でこれだけの成績を収めても、日米大学選手権大会では日本代表に選出されず悔しい思いもしているようです。
そして、ドラフトでも3位ということなので、プロの世界はやっぱり厳しい世界なのだなと思いました。

ただ、スカウトの方々の評価では、
「学生時代の(現巨人の)菅野智之(投手)を見ているよう。馬力もあるし、リーチがあって伸びしろが期待できる」
「将来的には、広島・大瀬良タイプかなとみている」

といった各球団のエース級の投手への成長を期待するようなコメントが出ていたようですのでかなり評価は高いようです。

ちなみに、今回のドラフトで東京新大学野球連盟の中からドラフト指名されたのは、杉山投手以外には、同じく創価大学の望月大希投手が日ハムからドラフト5位指名されたのみだったようです。


■ まとめ

今回は、ヤクルトのドラフト3位指名の杉山晃基投手について紹介させていただきました。
杉山投手は力のある速球派の投手で、変化球は及第点ながらも力で押せるタイプの投手ようですね。

ドラフト2位の吉田投手とはまた少し違ったタイプの投手で、どちらも活躍が楽しみです。
奥川投手も、吉田投手も、杉山投手もみんな活躍したら、一気にヤクルトの投手陣は強化されますね。

そんなに期待通りにいかないのがプロの世界ですが、そんなこともあってもいいと思うので楽しみです。

次回は最後の大卒投手、ドラフト4位の大西投手について書きたいと思います。

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