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収穫を楽しむだけでなく、プロセスを楽しむ

こんばんは^^
今週も元気に農作業をしてきました!

今回のテーマは

収穫だけではない、プロセスを楽しむ農作業とは?

コチラについて書いてみたいと思います。


私自身、農作業をするというきっかけを友人からいただいた時
実は「めちゃくちゃやりたくない!」という気持ちが強かったのです。

なぜなら、農作業は、収穫ができるまでの間にやる事が沢山ありすぎて、気候にも左右されて大変だといイメージが強かったですし、とにかく「不潔!」と感じていたためでした。

それでも収穫ができるのは、嬉しかったです。
はじめて獲れた野菜は大根。
見た目はスーパーに売っているような慣れ親しんだ形ではなく
いびつで不細工な形でした。
(今は、いびつで、不細工とも感じなくなりました。)

依然、収穫までの作業プロセスを楽しむことはできないことがはじめは続きました。

それでも今なぜ楽しめるか?

あえて面倒なプロセスをやってみる

普段、私たちは食事で野菜を摂っていて
自分たちの食卓に上がるまでのプロセスを
想像はするけど体験をしたことはない方は多いと思います。


私自身そうで、野菜は買えばいいと思っていたし、
お金を払えば、すぐに手に入れることができることが「良い」と感じていました。

手に入れるまでの行為が複雑であればあるほど
面倒に感じることはとても沢山ありました。

それは農作業だけでなく
例えば、ネットショッピングが私たちの生活にどんどん当たり前になってきている事も、「面倒」から「便利」へ変わっていったことだと思います。

スマホでポチっとしたら
その日、翌日といった時間軸で
モノが玄関先まで届くこと。
これは当たり前のようにみえて、スゴイことだと思うのです。

モノを買いに行くためにかかる資源
どれを買おうかと選択するために、お店を行ったり来たりする資源
買ったものを家に運ぶための資源
これらにかかる、時間、お金、身体を使うこと、考えることが
全く不要になる。

もしくは、安価な対価を支払うだけで
簡単にモノが手に入るようになりましたよね。

農作業も農機具というツールが開発されることによって
どんどん便利になっている側面はあります。
それでも、気候はコントロールできないし
生き物を相手にしているので
うまくいかないことはあります。

収穫という結果は、当然のように得られないことなので
あえて「面倒だ」と感じることをやっていることになります。

どんどん世の中は便利になっていきます。
これからも、世の中が便利な方向に向かおうとすることは
とどまることはないと思うなかで
なぜ、面倒なことをやるか?


そのプロセスが実は楽しい


当時、「面倒だ」と掃いて捨てることばかりの作業が
農作業だと思っていました。

ですが、今、農作業のプロセスを
楽しいと感じられるようになってきたことが
便利な世の中に生きる私の中での矛盾です。

何でも便利なことだけが良くて、楽しくて、喜びなのか
というとそうではなくて

収穫までのプロセスで
色々学んだり
考えたり
成功したり失敗したり
作業していない日もホームセンターに行って未来に思いを馳せたり
嫌いなアオムシが可愛らしく見えてきたり
日々、ゆっくりと成長する野菜の様子を愛でたり
先週は良かったのに、今週はダメだったことに悲しんだり
これらを仲間と共有し
作業をしながら雑談をする。
また、地域の人と交流を通しても
農業以外の学びがある。

それらひとつひとつがかけがえのないことだと思います。

ですので、収穫は農作業の側面のひとつにすぎなくて
プロセスを楽しむひとつのコミュニティ・居場所としての形態全体を
楽しいと感じているのだと思っています。


成果至上主義、便利さを求めることに疲れちゃった私

私自身、サラリーマンで働きすぎて
成果至上主義の文化の中で
ゴリゴリに働いてきた経験があります。

だからこそ感じる
ゆっくりでいいよ~
プロセス楽しんだらいいよ~という
プロセス至上主義へのありがたみ。
それでも、成果(=収穫という果実)が取れるというのは
農作業から学んだことです。

社会が現在のように便利になるずっと前から
野菜という作物をこの世に産んでくれていたわけだし
生産農家ではないので、早く、沢山、確実にという要件は不要で
農作業を通じて、自然に触れるなかで
自分のなかに取り込んだ強烈な成果至上主義を
ゆるゆると緩めることができています。

ホッとするわ~

こんな私たちと一緒に農作業をしたい方
ぜひお待ちしています。
収穫はないことがありますので
それでもいいよ、という方、大歓迎です^^

↓↓↓ジモティよりご連絡ください^^
https://jmty.jp/kanagawa/com-etc/article-1akkih

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