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本編と現パロで「セックスしないと出られない部屋」

一度やってみたかった定番のお題です。催眠ママ本編では「レインボウ・チェイサー(クローン)とクラウド・チェイサー(その遺伝子提供者の息子)」で、現パロでは「正真正銘血の繋がった兄妹」という設定になっています。詳細はこちらからどうぞ。

レインとクラウドの場合(催眠ママ本編)

クラウド「あ~~~~~~~……」
レイン「なんで私とこいつなんだ…」
クラウド「えっ。他に選択肢なくない?他の四人って想定内じゃん?」
レイン「私とお前の結果も想定内だ。実に悪趣味で不愉快極まりない」
クラウド「うーーーーーん。俺としては全然構わないんだけど」
レイン「ふん。そう来ると思った。いいか、冷静に考えてみろよ?
私を抱くということはすなわち、遺伝子的にお前は実の父親を抱くことになるんだぞ」
クラウド「残念。それも想定内。遺伝子的にはクソ親父でも、身体は女の子だし全然別人だと思ってる。ノープロブレム」
レイン「クソが。お前本ッ当に、目的のためには手段選ばないのな」
クラウド「だって些細なことじゃん?」
レイン「私とお前とでは価値基準が違う」
クラウド「あれ?もしかして貞操観念強い?」
レイン「……………」
クラウド「プッ」
レイン「…あ?」
クラウド「やめて。俺や母さんと同じ顔でその般若みたいな顔マジでやめて。SAN値直葬コースだから」
レイン「私は恋愛感情を持つ人間じゃない…だいたい、この身体だって、そもそも自分のものじゃない。誰が好きになってくれるっていうんだ…気持ち悪い」
クラウド「俺はそんなに君のこと嫌いじゃないけどなぁ」
レイン「あぁ?」
C「だから顔!!その顔本当にやめて!!?????…前も言ったけどさ、俺と君ってよく似てるんだよね。見かけじゃなくて境遇とか、親父に対する諸々がね。だから共感できるし、妹がいたらこんな感じかなって。
うーーーん…愛着が沸いてる?みたいな?」
レイン「なるほど、そういうことか。それなら理解できる」
クラウド「そういうこと。分かってくれた?」
レイン「よーく分かった…だから安心して死ね!!」
クラウド「あっぶなー?!やめてくれる?ホントやめてくれる??その顔で金的蹴りとかマジ許せないんですけど!!!??母さんへの侮辱だし人格侵害だよね???!!」
レイン「黙って聞いてれば好き勝手言いやがってこのマザコンが!!誰がお前の慰みものになってなってやるか!」
クラウト「あっ…たまきた!こうなったら意地でも抱き倒して本気で俺のこと惚れさせてやる!!」
レイン「返り討ちだクソったれ!!その下半身、二度と使い物にならないようにしてやる!!」


零韻と蔵人の場合(現パロ「虹」世界軸の場合)

蔵人「あ~~~~~~~……」
零韻「…………」
蔵人「てっとり早くしちゃおっか」
零韻「やめて?息をするように妹を押し倒そうとしないで??」
蔵人「えっ。嫌?」
零韻「えっ。…い、いや…あの…」
蔵人「冗談だよ。しないよ。こういうのってだいたい誰かが監視しててさ、見世物になるんだよな。さすがにそれはごめん被る」
零韻「うーーーん…でもいつまでもここに居るワケにもいかない、し…」
蔵人「じゃあここで発想の転換な。幸いここには俺たち以外に誰もいないし、たまたま通りがかった誰かが扉を開けてくれることもなさそうだ。…ということは?」
零韻「……ということは?」
蔵人「気が済むまで二人っきりで、人目を気にせずゆっくりまったりイチャイチャできる」
零韻「…ふふふっ。最近なかなか家で話すこともなかったもんね」
蔵人「撮影や収録が立て続けにあったからなぁ」
零韻「今の兄さんは子どもたちのヒーローだもんね」
蔵人「『いつも心に勇気と笑顔を!集え、騎士王アーサー=ペンドラゴンの元に!』」
零韻「…………」
蔵人「えっ。何?」
零韻「いや…本当にハマり役だなって…兄さん、『QueenKyrie』のギョームが大好きだったでしょ」
蔵人「そうだなぁ…ギョームはキャラクター的にすごい魅力的なキャラなんだけど、当時演じられていた小滝瑛士さんの演技がまさにギョームそのものだったんだよな。小滝さん、元々防衛大学校茶道部出身で所作がべらぼうに綺麗なのに、訓練課程も履修してるような人だから、体力があるわ殺陣の動きにも下半身の溜めがめちゃくちゃ効いてるわ無駄がない・隙がない…この前現場が一緒だったけどお話する時間がなかったんだよなあ」
零韻「前々から聞こうと思ってたんだけど…演技をするって…役を演じるって、どんな感じなの?」
蔵人「んーーーーー…俺は『過去の自分の経験と感情を引き出しにするタイプ』なんだよね。だから台本はあまり深読みしないで、『書いてあることを感じたまま演じる』。時代背景とか作品設定は綿密に落とし込むけど、台詞と状況を丸暗記して、現場で感情をぶつけ合う、ってのが俺のやり方ではある」
零韻「演技ってだいたいそんなものじゃないの?」
蔵人「人によるかな。分析に分析しまくって計算しつくして『役を役として作り上げて論理的に演じる』人もいる。俺は『自分の感じたその瞬間瞬間の感情』を優先してるから『探湯蔵人が演じる役』でしかない。『論理的に演じる』ってことは『演出家たちが求める、最も理想に近い演じ方』じゃないかなーって思ってる」
零韻「どっちが正解なだろうね?」
蔵人「多分、どちらも正解。大衆に受け入れてもらえればそれでいいと思ってる。役者のスタイルなんて、後付けでしかないからね」
零韻「…ふぅん…」
零韻(私はどうなんだろう…描きたいヴィジョンは決まっているのに、なかなか思うような色が作り出せない…
あの情景が、今この瞬間にも、こんなに胸を焦がすのに、その想いをキャンパスにぶつけられないでいる…色が、夢の中はずのある色彩が、こんなにも胸に焼き付いているのに届かない…もどかしいな)

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すいません、全然セックス関係ねーーーーわ!!!!!!!!(ジャンピング土下座

催眠ママ関連で投稿を始めてみたはいいけれど、公開したい情報量が多すぎてどこから出していいものやら。「催眠ママ」自体は20年前に一度企画サイトを立ち上げて連載していたのですが、現在はネットのどこにも存在していません。あるとしたら当時私が書き殴ったイラストだけ。本当は投稿のたびにイラストも描けたらと思ったのですが、今はメンタル的にもフィジカル的にも無理。ちょっと悔しいです。

当面はこんなカンジで台詞メインのものを上げていこうと思います。【本当は絵にしたいけれど描けなくて、でも小説にして詳細の描写するのはなんか違う】といった感じです。あと零韻と蔵人の会話にある『QueenKyrie』ですが、相方の代表作である実在の小説であり、「虹」世界軸では零韻と蔵人の母親である元タカラジェンヌの鏡珠(みたま)が主演だった大河ドラマとなっています。公開されている作品「女王キリエ」はこちらのサイトから

「虹」世界軸で蔵人が話している演技については私自身のスタイルとなっています。ただ私の場合は非常に直情的で、「書いてあることそれだけを感じたままに演じてしまう」ことが多く、30代過ぎるまで世界背景などまで上手く読み込めないでいました。演じる役の人物像を組み立てるのは楽しいのですが、物語の時代背景などまで読み込もうと思うと非常に時間がかかり、ボイスデータの提出〆切まで間に合わないからです。しかも厄介なことに「役にハマすぎると抜けられない」という一面もあります。もう何年も前ですが、頂いた役に感情移入しすぎて小一時間泣き続け体力を消耗しすぎて収録どころではなかったことがありました。自分では【憑依型】と呼んでいます。今ではそれさえも叶いませんが…。

とりあえず昨日の低気圧の影響で顔・首・肩のむくみがハンパないんで風呂ってきます。

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