5年前のわたし
ふとした流れで、
5年前の自分のツイートを見つけた。
5年前は、18歳。
まだまだ子供なのに、自分は世界のすべてを知っていたような気がしていた頃。
昔から達観しすぎて、解りきったように物事を見てしまう癖はずっとなおらない。
この頃のわたしは妙に生き急いでいたし、私は30歳になったら死ぬんだろうとそれくらいに思っていた。
着実に年を重ねるごとに若さを失って成熟を超え、老いてゆく自分の「価値」を常に問うて、期待し、怯えている。
身近に見る年上の女性像、母の人生も、祖母の人生だって、全盛期がずっと来続けているような、そんな輝きを感じることはできているのに。
自分のことに置き換えるとどうしても空っぽに思えてしまうのは何故だろう。他人の悪意を疑うことは苦手なくせに、他人の好意はなんだか疑ってしまう。ヘンテコ
けれども18歳のわたしよ。
たしかに今のわたしは着実にその時よりも前だけを見て走り続けることができないことを、
身体も、心も、ことごとく痛感するし、
見えるものすべて「名前がつく前の星屑」みたいに思えてた敏感すぎる感受性も霞んできてしまったように思えるし、
もちろん一度にありったけ食べられる量も減ったけれど。
代わりにわたしは''いま持っているものを大事にすること''を知ったよ。
見える範囲を本当に大事にすれば欲しいもの(要るもの)は近づいてくることを知った。
だから大丈夫、私はあの頃より今の私が好きだから。21歳を超えても過去の若さが欲しいとは思わないし、この先の自分に出会っていきたいと思っているよ。
だんだん自分のことがよくわかってきた気がする、そんな感覚を知ることはなんだか元の自分の世界観が狭まるようで拒みたかったけれど、
おかげで好きなものを好きと言えるいまはなんだか心地良い。
また5年後に残りますように。
(28歳はそろそろおばさんって思っちゃうよわたし!!おばさんって言うなって言えてればいいけど!!)
PS.
明日お昼の12:00、ミスID2021の応募者全員が公式ホームページに載ります。
わたくし1621番です。たのしもう〜っ
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