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トラウマの癒し:身体に封印されていたもの (5)

トラウマの癒し:身体に封印されていたもの④の続きです。
その夜、早速何かが外に表れ始めました。満月と新月の時期に深いとろこに光が当たることにある時気づいたワタシは、今回もその影響はあると感じてしっかり見つめようと思います。

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●新月のタイミング●

ワークショップでは、もう一つ身体を使ってから書くというワークをした。とても面白い経験ができたので、このことについてもいつか書こうと思う。

ワークショプに参加したのは2018年6月10日の日曜日。6月13日の新月(イタリア時間)の3日前だった。月の満ち欠けが少なからず、人間の体調や精神面に影響を与えているのを、知っている方もこの頃は増えているように思う。ワタシもその一人。

ある日気づいた。一緒に住んでいるカレとの間に摩擦が起こるのは、必ず満月や新月の数日前であることに。そしてそれは、満月や新月が過ぎると消えていくことに。要するに、満月や新月前になるとワタシの気持ちが乱れることが起こるということだ。皆さんも観察してみるといいと思う。

ワタシは常々、人間関係は自分の中にあるものを映し出す鏡だと思っている。そして大抵の場合映し出されたものは、自分では気づいていないものや、自分自身で否定しているもの、見て見ぬ振りをしているもの、正当化しているものなのだ。だからそれらが目の前に現れると、驚いたり、理解できなかったり、自分にとって都合が悪かったりして気持ちが乱れる。

こうしたことに気づいて以来、ワタシは満月や新月のエネルギーを利用して心の中の断捨離をすることが習慣になった。そうやってワタシは、これまで心をどんどん軽くしてきた。それと同時に、目の前に現れる現実に気持ちが乱れることが減っていった。そしてワタシが強く影響を受けたバシャールをはじめ、多くの方々が言っている「自分が見ている現実は、登場人物も含めて自分の延長。目の前に現れる現実(未来)は自分次第でどうにでも変わる」ということを経験できるようになり、今はそれを真理として生きている。

ワークショップの最後にインストラクターさんが伝えてくれた。

「身体の記憶という深いところに触れているので、現実面や体調、感情面などで何かが出てくるかもしれません。それは身体からの声だと思って、注意して聞いてみてくださいね。」

ワタシは「新月も近いし、今日出てきたことをちゃんと見つめてみよう」と思った。

●解かれ始める封印●

家に帰ると明らかにカレの様子が変だった。普段通りにしてはいるけれど、気持ちがザラついているのが伝わってきた。シャワーを浴びながら考えていたことがある。シャワーを出ると早速それは現実となった。

思考は現実化する。これ、本当。自分(自分の魂)にとって重要なものは、間違いなく現実化する。今回もワタシの思考はすぐにカレとの間の摩擦として現実化した。

「まただよ。まあね。やっぱり日本に帰ろうかなとか思ったからね。もうすぐ新月だし。ワタシの中に迷いがあるのは確かだし。ワークショップの影響もあるだろうし。早速、現実に現れたね。神様がワタシに望んでいることが日本に帰ることなら、そうしよう。ワタシは今の現実を生きることしかできない。この現実が日本に帰るように背中を押すためのものなら、そうなるだろうし、自分の中を見つめるためのきっかけなら、その役割がなくなれば消えていくだろうし。あー、それにしても何だこの重苦しい胸の感覚は・・」

その重苦しさを感じていると涙が出てきた。その夜はあまりよく眠れなかった。

つづく・・


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