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番外編 私が選ぶ本の話

何を読んだらいいかわからない、と言ったあなたへ、私の好きな本の話をしよう


連日も明けてしまいましたね。前半、後半に分けられるこのゴールデンウィークという連休は、ますます私の楽しみ度が増したものでもあったりしました。また早くこーい!

先週は、とある大好きな本の話を書こうと意気込んでいたら、なんだか空回りして上手く書けず。どうにもならなくて、結局お休みしてしまいました。毎週更新しよう、と思ったのに、まだまだ修行が足りません。
なので、今日はちょっと気分転換。
私がどんなふうに本を選んでいるか、の話。

◾️タイトルで選ぶ

ズバリ、そのままです。
気になったタイトルで選ぶ。
例えば、この前本屋さんの棚をぶらぶら見ていた時に、こんなタイトルを見つけました。
「平凡すぎて殺される」

平凡な人間はたくさんいる、というより、平凡でない人間の方が一握りです。
それなのに平凡すぎて殺されるって一体?!って、ついつい思ってしまって。
こういうタイトルに弱いです。それがタイトル詐欺であっても。

先日ご紹介した宮沢章夫さんの本も、コレとかはタイトルで手に取った本。
「牛への道」

私はどうも、こういうなんとも言えないタイトルに弱いらしい。

◾️平積みされてるのが気になって読んでみる

これは王道の本との出会いですよね。
本屋さんや出版社さんの思惑もあるかもしれません。でもみんなが気になっている本ですから。
賞を取っていたり、有名作家さんの本だったりしますね。
私がパッと思い出したのは、例えばこれとかかな。

大泉洋さんにやっぱり目がいきましたよね。
ちなみにこの作品は、珍しく映画の方が面白いと思った本だったりします。

◾️好きなシリーズから出ている本を見てみる

よくなんとか文庫、みたいな感じで、ちょっとシリーズになっているような本があったりしますよね。
一時期、東京創元社の国内ミステリを追いまくってたことがありました。
あとは、本屋大賞やこのミステリーがすごい、みたいなものに取り上げられているような本とか。
たまたま見つけておもしろかったのはこちらなど。

これは、このミステリーがすごいの大賞作品でした。

◾️ネットなどで紹介されてて面白そうなので読んでみる

新聞や雑誌の書評なんかも同じ感じですよね。
他の人の感想で、ふーん、気になる、って読んでみる感じ。
私はネットとかSNSでの出会いも多くて、スマホの写真フォルダに積読状態で、次に見てみたい候補が山積みですが。
例えばこれかな。

羽柴秀吉がファシバフィデヨシだった、と言うので、もう気になって気になって。これはもう帯の勝利ですよね。

◾️なぜだか気になった、実はジャケ買いかも

これがまぁ、圧倒的に多いのですが。
例えばこの本。

それまで江國香織さんの本は全く読んだこともなかったのに、これにはなんだか惹かれて単行本を大切に買った思い出があります。
いまだに江國さんの本の中では、これが思い出深いし一番好きなのだと思う。
この単行本の表紙さえ懐かしいので、リンクは文庫じゃなくて単行本へ。
だけど、なぜそんなに気になったのか、何が気に入ったのか、なんとも言えない本がいくつもあります。そしてそこから大好きで大切になった本も。
いわゆるジャケ買いなのかもしれないけれど。


ということで、今日は番外編として、私がどんなふうに本を選んでいるかを考えてみたのだけど。
自分で言うのもなんですが、本屋さんをフラフラ歩いていたり、何かで見かけたりが圧倒的に多いなぁ。実は一番最後のジャケ買いが一番多いように思う。
だから、あなたがどの本を読んだらいいかわからない、なんて言った時に、気の利いたことも言えなかったのかも。

いまだになんとなくの出会いで本を読み続けているから、これはもう出会いとか運の話なのかもしれないね。
だとすると、私は素敵な本に巡り合う運に恵まれて、とても幸せだと思っています。

ではでは、またね。

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