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コズミックフロント 重力波のお話しを観て。

中性子星合体が起きた時に出来るブラックホールやジェットのイメージが、独鈷に似ているなと感じました。念のため私は一つの宗派に拘っている人ではありません。

音や光から何が起きているのか形にしてみたり、
放たれる電波を追ってみたり。
科学者達の好奇心や着想に、観ていて本当にわくわくしました。
その手があったか!って、えええ?どう計算するの?と。
あらゆるものが数式になるんでしょうね。

中性子星合体が起きた時に金やプラチナなどが出来ること。
重たい金属の起源を解き明かすのも楽しかったです。

宇宙の研究、特に宇宙物理学は、地味な研究かも知れません。
イタリアの科学者の言。
『発見はゴールでは無い、出発点だ』

発見は、…無いことのほうが当たり前で、資金的にも、なかなか厳しい世界だと思います。

発見を目指しているけれど、発見したらまたそこから新しい疑問を追う。
そういう永久的な研究に囚われているのが科学者だと思います。

中性子星合体の研究をされている内海博士もおっしゃっていました。
周到な用意をした者にしか、チャンスは来ないと。

だから、用意を応援して欲しいなと願っています。
もちろん、私も応援します。
私が死んだら預金はすべて寄付したい。
それくらいわくわくをくれる世界です。

って、考えながら金箔をあしらったケーキを食べました。

私は、ちゃんと用意できているかな。
うん。してる。
し続けよう、これからも。

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