好きなことに向けるパワーは絶大

先日、好きなF1ドライバーが今シーズン限りでの引退を発表した

彼の名前はキミ・ライコネン

フィンランド出身のF1ドライバーです。

2001年~F1ドライバーをして活躍し

2009年~2011年別のカテゴリーWRCに転向するも

2012年~F1に復帰を果たす。

私がF1を見始めたのは2003年~F1ファン歴としては浅く、

新参者で多くは語れませんが、

ライコネンのドライバーとしての姿勢と

自分に正直な姿勢に惹かれ、ファンになった。

ニックネームは「アイスマン」

常にクールで口数も少なく、

メディア嫌いのため受け答えもやや冷たい(笑)

コメントもシンプルでマイペース。

でもファンには優しく、レース内容も熱い

彼のドライビングで見るだけで何度もワクワクした。

中でも印象強いのが、2005年の16番グリッドから

優勝を果たした鈴鹿GP

現地で観戦しており、ファイナルラップでのオーバーテイクを

目の前で見た時の感動と興奮は今でも忘れられない。

最後まで諦めずにプッシュし続け、優勝をつかんだ姿が

とてもかっこよかった。

当時は彼を見るため、日本GPのたびに鈴鹿サーキットへ通った。

人混みが苦手な私にとっては今では信じられない行動をしていた。

仕事を終えて夜中の特別列車に乗り、早朝名古屋へ到着する。

名古屋でツアーバスに乗り鈴鹿サーキットへ向かう。

身動きが取れないくらいの狭い席でぎゅうぎゅうになりながら

予選を観戦。見終わったらツアーバスまで戻り、ホテルに宿泊。

翌日早朝にまたバスに乗り鈴鹿サーキットへ移動。

どこもかしこも人混みの中、決勝開始まで時間をつぶし、

決勝が始まるとまたぎゅうぎゅうの席で観戦をする。

不思議と客席の一体感は生まれる(笑)

屋外なので、炎天下の中観戦する日もあれば、

雨の中雨具を着ながら観戦した年もある。

ツアーバスの駐車場まで距離がある席の場合、

バスは待ってくれないので、レース途中で移動を開始する。

間に合わなかった人は容赦なく置き去りにされていく…

数年後からはツアーバスのスケジュールに縛られるのが苦痛になり、

自分たちでホテルを手配し、現地へ行く方法を考えるまでになった。

観戦を満喫した後は民族大移動のように最寄り駅まで数時間歩き続け、

混雑の中、見知らぬ人たちと励ましあいながら駅を目指したものだ。

よくもまあ、あのスケジュールで体調を崩さなかったものである。

若さもあったと思うが、好きなものへ向けるパワーは絶大だと今

書いていて改めて感じている。当時のワクワク感はハッキリ覚えているし、

色んな苦労も今となっては良い思い出となっている。

好きな事に対してはやはり、それに向けて考えたりするのは楽しい

自分の好きな事に対してのパワーはやはり絶大である。


一句

鈴鹿での 出来事どれも 覚えてる






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