企業型DC: 自分の資産に責任を持つ。当たり前のことができていない私へ。
私は、マネーリテラシーについては、マイナスからスタートしています。
そんな私だから経験したこと。今日はそんなお話です。
自己投資をカン違いしていた過去
20代前半の頃「自己投資」という名の散財をしたり、自分への「ご褒美」が大好きだった私。
*フットケアは営業職で歩き回っている私にとってはメンテナンスよね。
*良い化粧品は未来の私のお肌への先行投資だから必要!
*がんばった私へ、海外旅行!
今でも、「いいものを使いたい」「海外に行きたい」という思いは持っていますが、昔は収入に見合わない、かなり向う見ずな使い方をしていました。
そんなふうに20代前半を過ごしてきた私は、資産形成においては後れを取っていて、現在奮闘中です。
企業型確定拠出年金ほったらかしてない?
私の今年の目標の一つに「資産を育てる」というものがあります。
そこで重い腰を上げて企業型確定拠出年金(企業型DC)の状態を調べてみることにしました。
すると、とんでもないことが判明しました・・・。
毎月、約6,000円しか積み立てていなかったのです…。
またマッチング拠出もできるのに活用していなかった…。
マッチング拠出:
会社が拠出する掛金に加えて、加入者本人が掛金を上乗せして拠出するしくみ
わかっている人には、これが如何にもったいない状態であるかご理解いただけると思いますし、「なにやってんねん」と思われることでしょう。
「お金は寝かせて増やしなさい」という言葉を聞いたことがありますが、寝かせただけでは増えないのです。増える寝かせ方をしないと。
当たり前よ、私。当たり前のことよ。
拠出額は会社によって違う!
私の会社はだれにやさしい?
確定拠出年金の配分だけでなく、拠出額を上げなくては!とようやく自覚することができた私は、ネットや本で見た拠出上限27,500円を毎月積み立てるべく、動き始まました。
しかし、どうやっても事業主掛金額(会社が出してくれる金額)が変えられない。そして、それが変わらないと、マッチング拠出の金額も約6,000円までしか掛けられないのです。合計しても12,000円ですよ。
なぜなら、こんな条件があるからなんです。
(1)従業員が拠出する掛金の金額が、企業が拠出する掛金の金額を超えないこと
(2)企業が拠出する掛金と、従業員が拠出する掛金の合計額が、掛金の拠出限度額を超えないこと
私は、会社のイントラを目を皿のようにして、事業主掛金額がどのようにして決められているかが書かれている資料を探しました。
見つけた私はさらに愕然としました。
私が勤めている会社は、勤続年数と役職が上であればあるほど、拠出額が増えるという仕組みだったのです。
こういう積立ては、時間が味方になってくれるから、若いうちから積み立てていけば、それだけ増やすことができるのに…。(増やしてなかった私が言うな)
iDeCoがあるではないか!
でもここにも落とし穴が。
個人型確定拠出年金(iDeCo)も、もうやっているよ、という方も多いのではと思います。
私は、企業型DCで毎月約12,000円までしか拠出できないことが分かったので、iDeCoを併用することで、27,000円まで非課税で運用できるのではと目論見ました。
ネット等で見ると、どうやら企業型DCとiDeCoは会社によって併用ができないとのこと。私は会社の確定拠出年金担当を、これまた何とか探し出してメールを送りました。
「当社はiDeCoとの併用は認めておりません」
これが答えでした。
がっかりしましたが、私は少し自分をほめることにしました。
だって、自分の資産運用に興味をもって、現状を変えようと自分で調べて問い合わせてみたんだもん。
結果は少し残念でしたが、より一層、確定拠出年金の内容をきちんと管理しないと、という気持ちにもなりました。
おわりに
自分の資産を育てるも育てないも、私自身の責任。
一連のこの事件(!)は、私に「もっと自分のお金のこと、将来のこと、経済に関して”自分ごと”として見なさい」と教えてくれた教訓です。
私の資産を育むための奮闘は、まだまだ続きます・・・。
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