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自分のことは自分じゃよく見えていないから。いい声がけができるようになりたい。

「え?あの二人の妹なのに?」
地元にいた頃、何度か言われた気がするし、私が勝手に「みんなそう思っているんだろうな」と思っていたこと。
小さい頃に言われたことに囚われてしまうことってありますよね。
今日はそんな小さい頃の思い込みが取れて、意外な自分に出会えた出来事から、こんな人になりたいな、と思っていることを書きたいと思います。

1.私の自分に対する思い込み

私は足が遅いです。驚くほど。
球技もセンスがありません。元バレーボール部ですが。

私の姉二人は、徒競走ではいつもトップ争い。私はビリ争い。
まるで時が止まっているかのような走り(それは言い過ぎ)。
バレーボールはサーブに苦戦。ジャンプ力もないし、瞬発力もない。
指の力もないし・・・ないものばかり。
体育でやったバドミントンも空振り頻発。距離感もないんかな。

ああ、私って本当に運動音痴。

ずーっとそんなふうに思っていました。

2.自分の見えてた世界が100%じゃない

ところが、私にも得意競技があったのです。
それは、マラソンです。
走ることは向いていないとずっと思っていたのですが、健康のために始めたマラソンが、実は私が「できる」競技だったんです。大人になるまで知らなかった事実でした。

小中学生の頃は、不得意ばかりやって、運動全般が苦手と思っていたんです。
できることもあるのに、不得意ばかりに目をやっていました。
周りも私は運動苦手だよね、という目で見ていたなと思います。

でも、ある人が「君は走る才能あるよ!」と何度も言ってくれました。
自分ではそんなこと思っていなかったけど、認めて何度も言ってくれました。

そうして私は、「短距離や球技はできないけど、マラソンは楽しんで、そこそこのタイムで走れる。できることを楽しめばいいよね。」と思えるようになりました。

3.気づきと勇気づけを与えられる人は貴重

私が運動音痴だと思っていた「運動」は全運動の中のほんの少しなのに、全部の運動に不得意を感じてしまっていました。
でも、私には長距離を走り抜く力があることを気づいてくれた人がいた。

自分にもできる、やる力がある、ということに本人が気づいていないことって他にもあるんじゃないかな、と思います。

でも、自分自身が苦手かも、と思っていることって、あえてやろうとしないので周りも気付きにくい。

だから、小さな芽を出すチャンスを逃さないように、身近な誰かが何かにチャレンジしたときは応援して、いいなと思ったことは声に出して伝えることが、その人を勇気づけるし、小さな自信を積み重ねる最初の一つになるかもしれないと思うようになりました。

なかなかいい声がけがまだできない私ですが、私自身が、「君は走れるよ!」という言葉がとても嬉しくて自信につながったので、私も誰かにそんなパワーを与えられたら・・・そんなふうに思っています。

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