マガジンのカバー画像

ココペリ121・ケア塾茶山(案内)

21
ヘルパー休憩所・茶山kpハザにて、月一で開催しているケア塾茶山の案内用マガジンです。 臨床哲学者・西川勝さんを進行役として、ケアの視点から文芸作品を読み解いていきます。 http…
運営しているクリエイター

#春と修羅

2023年1月16日(月)は宮澤賢治の『春と修羅』-序を読み進めます

新年明けましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願いいたします。 昨年12月12日に、ケア塾茶山が7ヶ月ぶりに再開されました。 宮沢賢治の「春と修羅」の序の三行。じっくりと時間をかけて読んだこの三行は費解な内容なのですが、皆さまでご自身の宗教観などを語り合いながら考えていきました。 西川勝先生(進行役)より、丹治昭義著『宗教詩人 宮澤賢治ー大乗仏教にもとづく世界観』(中央公論社,1996)が紹介されています。大乗仏教の根本的立場から、『春と修羅』が示す賢治の人間