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【御礼】9割5分寄付でできた学校。

 今年の2月13日。私たちは「不要品寄付のお願い」と題した記事を公開しました。

「場所もようやく整ってきたし、もし家に眠っている物を寄付してくれる人がいたら嬉しいなぁ。」

 そんな淡い期待をしていると…、記事を見た方がたくさんシェアしていただき、電話やメールが毎日のようにひっきりなしに…!!

 北は青森県、南は鹿児島県から!まさか県外の方にこんなに多く届くなんて!!!

 ある日のこと。プルルルル。電話が鳴ります。

「寄付をしたいんだけど、取りに来てくれるかなぁ。冷蔵庫も洗濯機も畳も…とにかく何でもあるよ!一度見においで。」

 と素敵なおじさま。

「ありがとうございます!!はい!!行きたいです!ちなみにおうちはどちらでしょうか?」

「えーっと、茨城のなぁ…」

取りに行けなーーーーい(笑)

 慌てて記事の中に「大分県」を追記しました(笑)

 それからも、全国各地の方からたくさんのお問い合わせがあり、大変申し訳ないことに送料がこちらでご負担できないことを伝えても、

送料負担でも送りたい、子どもたちの役に立ててほしい」

 という方がたくさんいらっしゃり、感謝の気持ちでいっぱいでした。中には、段ボールいっぱいを5回に分けて送ってくれる方も…!スタッフの皆さんで食べてくださいとお菓子も一緒に送ってくれる方も…涙。熱いお手紙を書いてくださる方もたくさん。

 さらに、お忙しい中、埼玉県や高知県、福岡県、熊本県から自らの足で直接ここのねに寄付を届けに来てくれる方も…!!!

 遠方の方だけでなく、大分県の県内各地からも連絡がたくさん来て、直接おうちまで取りに行かせてもらったり、豊後大野に用事があるからとうちの自宅に届けてくれる方もいらっしゃいました。本当にたくさんの方からの支援で学校の中が素敵なもので溢れています。

(実際には、これら写真以外にもたくさんの物が集まりました。写真を取り損ねてしまったものも…ごめんなさい😣💦)

 スタッフのももちゃんが、ここのねに連絡をくれた方をノートにまとめてくれていました。それをもとに数を数えてみると…64人もの方が寄付をしてくださいました!手渡しで持ってきてくれた方を含めるとさらに増えます!そして、寄付をしたいと連絡をくれた方は、115人にものぼりました。

 本当にたくさんの方々がここのねに寄付をしてくださいました。

 おかげさまで、ここのねの中には、たくさんの本やボードゲーム、毛糸や糸や革、折り紙や楽器や運動用具、調理器具や家具など、必要な物がたくさん集まりました。

 ふと、学校の中を見渡してみると9割5分が寄付されたものでできていました。みなさんの「子どもたちのために使ってほしい」という想い、願いがここに集まった物たちから溢れています。伝わってきます。

 必ず、子どもたちへみなさんの気持ちを届けていきます。

 ここでは伝えきれなかった一人ひとりのエピソードがあります。今後、ゆっくりと記事にしていけたらと思っています。取り急ぎ、御礼記事を書かせていただきました。

記事をシェアしてくれた皆さん。
連絡を下さった皆さん。
寄付をしてくれた皆さん。
こうしていつもブログを読んでくれる皆さん。

本当に本当にありがとうございます!!

ここのね自由な学校は日本の法律上、公的な支援が受けられません。それは回り回って子どもたちの経済負担に重くのしかかっています。ここのねを「誰でも通える学校」にするため、ご支援をよろしくお願いいたします!ご支援いただいたお金は、給付型奨学金や施設設備の充実等に利用させていただきます!