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みんなが幸せになれる道

5月の半ば頃、知り合いから紹介されて知った

「豊後大野市市民提案型 協働のまちづくり活動推進事業」

行政と市民が一緒にまちづくりを考えることができる…!
ここのねは、始まりの時からまちづくりを視野に入れていたので、願ってもない事業だった。


しかも、もし事業の提案が通れば、補助金まで頂けるとのこと…!!

「これは、応募するしかない!!!」

そのとき、募集締め切りまで、あと二週間。
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そこから三人で集まれるときは、仕事の合間を縫って集まり、集まれないときは、息子たちが寝静まってから、夜中までweb会議。

そうやって、ようやく下書きが完成!
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一週間前に豊後大野市のまちづくり推進課まで持っていったら、窓口にいたMさんに、

「えっと…ななえさん、パソコンって知ってる?」と言われ(いじられ)…

資料は手書きではなく、パソコンで作っていいということが判明…!!
(←どんだけアナログ)
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それならばと、
遠慮なく、想いも情報もたくさん入れて…

知人友人に「どのような学び場があったらいいと思うか」という声を募集し…
(ご協力してくれた方々、本当にありがとうございました!!)

ついに、6ページに及ぶ資料が完成!!


下書きも何度も何度も、
協力してくれる方に見てもらい、アドバイスをもらい、ようやく5月末に提出することができた。

想いのこもったものを無事に渡すことができ、まだ提出しただけなのに、胸がいっぱいになった。
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そして、今日(6月20日)は、その資料をもとに市役所でヒアリングがあり、まちづくり推進課の方から様々な質問を受けた。


〇「ここのね自由な学校」に込めた思いとは
〇「ここのね設立に至るまでの流れや、それまでの活動は何をしていたのか」
〇「どういう形で経営していくのか」
〇「どのような子どもたちを受け入れるかという指針はあるのか」
〇「学習保障についてはどう考えているのか」
〇「公立の学校との連携、出席や卒業はどうなるのか」
〇「ここのねを卒業した後の子どもたちの進路についてはどう考えているのか」
…などなど。

一時間にわたって、たくさんのことの質問を受け、
そのたびに自分たちの思いを話す。

私は、自分の教師経験、子育て経験などから感じたことやこれまでの思いを中心に話し、

こうちゃんは、これまでの一人旅の経験や新聞やネットで得た客観的なデータなどをもとにここのねの大切さを話していた。

そして、ももちゃんは、自然食品店で働いていた経験から、教育のことだけに囚われず、自然のことや食のこと、スクール間の交流、留学のことなど幅広い視点から話をした。

三人が三様。
色んな視点で、質問が来るたびに我先にと(笑)前のめりで話す、私たち。

あまり事前に打ち合わせはしていなかったけれど、
資料作りのときにとことん話し合ったからか、
どの質問にも臆することなく堂々と答えることができた。
これで、もし書類審査が通れば、次はいよいよ面接&プレゼンテーション!

書類審査が通りますように…!!


ヒアリングが終わった後、
思わず三人でハイタッチ!!

「おつかれさま!!」
そして、がんばった自分たちにご褒美!!
市役所一階の売店で、
「#野菜ぱん工房おおの」さんのたまごパンとあんこパンを買ってむしゃむしゃ。
これがまた、ほんっっっとに美味しい。
幸せほっこり気分で帰路についたのだった。

「学校をつくる」というと、それは無条件に「子どもたちのため」というイメージがある。

でも、私たちは
子どもたちはもちろんのことだけど、
子どもたちのまわりにいる大人も幸せになってほしいと願っている。

そして、豊後大野という“まち”ももっともっと元気になって、人もわいわい集まって、
地域のおじいちゃんおばあちゃんも、
子育て世代のパパもママも
公立の学校の先生も学校に行っている子どもたちも、行っていない子どもたちも、
みんなが幸せになる道を模索していきたい。

私たちができることは、限られているけれど、
私たちが色んな人と繋がり、輪を広げ、みんなと協力し合うことで、幸せの輪がどんどん広がっていきますように。

そんな壮大で、
けっこう欲張りな夢を抱いている。

ここのね自由な学校は日本の法律上、公的な支援が受けられません。それは回り回って子どもたちの経済負担に重くのしかかっています。ここのねを「誰でも通える学校」にするため、ご支援をよろしくお願いいたします!ご支援いただいたお金は、給付型奨学金や施設設備の充実等に利用させていただきます!