手作りの温もりとわくわく人間。
目には見えなくても、想いは人から人へと伝わっていく。
19歳のお姉ちゃんが、8歳と10歳の姉妹に似顔絵をプレゼントしてくれた。三人が初めて会ったのは、プレ開校二日目。その日にMちゃん自身が撮った写真をもとに心を込めて描いてきてくれた。
「え⁉︎これ、本当にMちゃんが描いたの⁉︎」
女の子たちもスタッフもまわりの大人も大感激だった。本人たちはもちろん、女の子たちのお母さんも涙目になり、とっても嬉しそう。想いのこもったプレゼントは、きっと女の子たちの心をいつまでも灯し続けるだろうな。ありがとう、Mちゃん。
お昼ご飯の時間には、いつもボランティアで来てくれる神田さんが手作りのおやつと自家製のラディッシュの甘酢漬けを持ってきてくれた。美味しすぎる💓
さらに、「プレ開校おめでとう!」とアナスタシアの新品の本をシリーズで買ってきてくれた。
「ずっと前からここのねにこの本を寄付したいと思ってたから。」
嬉しいなぁ。涙
手作りにもプレゼントにも想いがこもる。そして、その想いは必ず人に伝わって、人を元気にする!だからこそ色んなものをゼロから創る場所でありたいと思う。
私がゼロから創りたいもの。それはここのね畑!
(ビフォーの畑🌱)
朝のミーティングで「今日畑仕事するので興味がある人は来てくださーい!」と呼びかけると、子どもたちが遊びの合間にちらほらお手伝いに来てくれた。
(畑を耕すMちゃんと豆の種をとる女の子たち)
少し手伝うと、すぐに自分のやりたいことに戻る子どもたち。その姿を見ながら、「こういうのがいいんだよな」と思った。
私の中には「畑を耕して、野菜を植えたい!」という「やりたいこと」がある。だから、誰が来ても来なくても、それを楽しくする。子どもたちは子どもたちでそれぞれに夢中になっていることに没頭する。それでいい。それがいいんだと思う。
(畝ができたー!)
私がもんぺ姿で畑を耕していると、近くで「カフェ」をオープンしている子どもたちから
「おばあちゃん(私のこと)お茶にしませんか?オープン記念で無料ですよー!」
と声がかかり(笑)、お茶を頂きに行った。おばあちゃん仲間と楽しくお食事を味わった。
(おばあちゃん仲間のMちゃん)
「美味しかったよ。また来るね。」
と言って畑に戻るおばあちゃん(私)。
そうやって、二日間かけて、ここのねの畑に小さな野菜畑ができた。
(まだまだ小さな野菜の苗、見えるかな)
この野菜の苗は、私が家で種から育てたものと、ここのねに来てくれた色んな人からプレゼントしてもらった苗たちだ。
この野菜畑で野菜を収穫するとき、それを料理して食べるときに、「そういえばあのとき、ななちゃん(私)が楽しそうに野菜植えてたな。」そんな風に思い出してくれたら嬉しい。
(きゅうりの苗、かわいいな)
一つ一つに手をかけて、丁寧に生きていく。そんな暮らし方を子どもたちに伝えていけるよう、スタッフの一人として学び続けていきたい。
そして、子どもたちの前で自分の好きなことをわくわくしながらやっている大人でありたい。
大人のそんな姿を見て、子どもたちも自然とわくわくキラキラ育っていく。
そんな風に思っている。
◯学校見学の申し込みはこちらから💓
✳︎プレ開校🏫月曜日・火曜日の9時〜15時半
✳︎対象年齢 6歳〜18歳
ここのね自由な学校は日本の法律上、公的な支援が受けられません。それは回り回って子どもたちの経済負担に重くのしかかっています。ここのねを「誰でも通える学校」にするため、ご支援をよろしくお願いいたします!ご支援いただいたお金は、給付型奨学金や施設設備の充実等に利用させていただきます!