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ここのね保護者の声

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ここのねに子どもを通わせている保護者の想いを綴っています。
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#兄妹

ろうそくを吹く息は、2人とも力強かった。

4月からの、オルタナティブスクール通学できるかどうかの合格通知がきた。 大人からすれば、ホントは形だけ。 改まって、振り返りや思いを確認し合う場所。 子どもからすれば、合否のある、自分を表現する場所。 チャンスであり、ドキドキである。 面接は思った以上に兄は話した。 思った以上に妹は恥ずかしがった。 合格通知のメールが届く予定の夕方。 妹はそわそわ。 「合格じゃなかったら…」と。 兄は言う。 「俺はやった。心配ない。」 妹は、自分を出せなかったという経験。 こ

毎日、おみくじを引いているみたい。

毎日、おみくじを引いているのか。 と思うほど。 私にとって、昨日は大吉。今朝は、末吉。 体験入学は意外におもしろかった、そういっていたのに。 起きられない。連れてきて、起きられなかった。 そして兄も「じゃあ俺も行きたくない」と連鎖しそうになる。 あ〜あ。せっかく、スタートに立ったと思ってたのに。 また、予定調和でない1日。 聞こえているのに、殻に閉じこもる。 …………作戦を変えた。 「カフェオレ、飲む?」 ………ムクっと起きて、 のみはじめた。 今日の歯車がうご

いよいよ、ふたりで。

いよいよ、ふたりで。 新しい日常、ニューノーマルな我が家の生活が始まった。 兄は入学、妹は体験入学。 さて、迎えにいったらどんな応えがあるのかな。 母は、自分で決めた道を待つのみ。 #不登校 #オルタナティブスクール #通学1時間 #自分で決める #兄妹

正解がわからない

「よんでね。ママへ。ママ、だいすきだよ。」 お風呂の鏡に書かれた妹の手紙。 さっきまで、「学校行きたくない」と私と協議していた。 行きたくないけど。 私がいつでも味方だと伝えたこたえが鏡の手紙。 行くとは言っていない。 私も、オルタナティブスクールに前向きな兄に喜ぶ私と公立小学校に普通に行かせたら喜ぶ私と。 違う正解を求めている。 きっとこの心と体が反転している鏡の手紙の意味を2年後くらいに理解できるのかも。 スタートしたばかりの兄の動きとまた、二人ともがうまく