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ここのねの日々

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ここのねが「いま」を取り上げ、どんな活動をしているのか、目の前の子ども達の様子、スタッフが感じた想いを記事として書いています。
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2020年6月の記事一覧

肉じゃが作りから学んだこと。

「私、肉じゃが作りたい。」 プレ開校初日。8歳の女の子が言った。 「お、じゃあ作ろうか❗️」 材料をそれぞれの家庭に呼びかけて 初めてのここのねの給食づくりが始まった。 肉じゃがといえば…牛肉❓豚肉にする❓ 女の子は「鶏肉の骨付きがいい❗️」とのこと。 一瞬、おおびっくりしたけど、うんうん、好きなお肉でいい。お肉も自由だ❗️と自分に言い聞かせる。笑 当日、持ち寄りの具材でいよいよお料理スタート❗️ ところが、色々調理器具が揃っていない。油もなければ木べらもない。

手作りの温もりとわくわく人間。

目には見えなくても、想いは人から人へと伝わっていく。 19歳のお姉ちゃんが、8歳と10歳の姉妹に似顔絵をプレゼントしてくれた。三人が初めて会ったのは、プレ開校二日目。その日にMちゃん自身が撮った写真をもとに心を込めて描いてきてくれた。 「え⁉︎これ、本当にMちゃんが描いたの⁉︎」 女の子たちもスタッフもまわりの大人も大感激だった。本人たちはもちろん、女の子たちのお母さんも涙目になり、とっても嬉しそう。想いのこもったプレゼントは、きっと女の子たちの心をいつまでも灯し続ける

プレ開校初日。「やってみたい‼︎」が溢れた一日。

 昨年の12月から、約半年間。たくさんの人に支えられながら必死になって場所づくりをして、ようやくプレ開校初日を迎えることができました。開校のお祝いにと三重町の「三愛本舗」さんから「紅白饅頭」を差し入れしていただき、「本当に開校したんだなぁ」と胸がいっぱいに。ありがとうございます。  初日は、小学四年生と二年生の元気いっぱいの姉妹が活動に参加してくれました。ここのねに来るまでは、少し緊張していた二人。学校の中に入った瞬間「わぁーーー!!」と目を輝かせていました。「秘密基地みた