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6264 マルマエ 2024/3Q

※本記事は、2024/6/29時点の情報を元に作成しております。


①事業概要

半導体前工程で使用される製造機器の製造部品メーカー。半導体以外にもFPD、その他分野もあるが、半導体部品が大部分占めるため、本分野に絞り分析。
半導体の調整により、大幅減益であったが、2024/2Q決算で底打ち、最新3Qで業績反転確認。

②企業分析

■株価パターン
・底打ち反転(シクリカル、資源など)確認からのPER先行上昇
→直近決算で業績の反転確認(2Q:-5.6億→3Q:1億)。
■業績折り込み
・過去最高益は2022年度(営業利益:約23億)。最新3Qで業績反転し、ここから来期業績折り込んでいくものと予想。来期四季報業績予想は、営業利益22億でほぼ過去最高益同等。
■大株主
・CEOが大株主(33.3%以上)
■市況環境(市場の成長性など)
・市況環境回復。決算資料にも、既存顧客回復、新規顧客急拡大のコメントあり。
■チャート分析
・2Q→3Qで多少業績回復を先行し折り込んでいる節あるが、過去最高益時の3200-3300円までは距離あり。

③目標株価

■中期シナリオ(上昇率、期間、カタリスト)
シナリオ:3Q→4Q(次回決算)にかけて四季報予想の最高益手前までの業績を折り込む。
最高益時の純利益18億、来期予想純利益15億で、最高益時の85%程度。
最高益時の株価3250円程度これの85%で2700円前後を一旦の目標株価として上昇を想定(2200円→2700円で約28%上昇)。

④所感

目の前は上方向、ただし先行KPI的なものもなく、予想された業績を元に市場がどこまで折り込むかは不透明な部分あり。そのため、出来高、チャートを見つつ対応が必要。

※本内容は、あくまでも1個人としての予想になります。投資にはリスクがあり、実際の投資においては自己責任でお願いします。自己責任で行った投資において損失が発生したとしても、こちらでは一切責任は取れませんので予めご了承ください。

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