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文章講座に通うことの難しさ

以前、触れた事もあるが、私は現在、作家の横森理香さんの主催する、文章講座に通っている。

スケジュールは二週間に一回。課題が提出され、授業についての講評が行われる。

これはこれで、結構楽しい。課題は良いペースメーカーになるし、文章は書けば書くほど上手くなるし、読者にも上手く伝わるコツのようなものを教わるのも悪くない。

しかしながら、問題もいくつかある。ひとつは、作家って人を巻き込むエネルギーがすごく強い事だ。何十年もそれで、ご飯を食べてきた人のエネルギーってやはり恐ろしい。自分のペースを守るために、当然距離を置く必要がある。作家の辻仁成さんが語っていたが、作家になりたければ、作家養成講座に通わないこと。この発言には、一理あると思う。

もうひとつは、偉そうになることである。文章をなおしてもらったり、noteでスキを押してもらったり。ライター講座に通っていた姉もそうであったが、何となく付き合いづらくなる。文章のチカラには恐ろしいものがある。

私は実際のところ、この修行を始めたばかりだし、この文章を書き終わったら、朝ごはんを作る手伝いをして、娘を起こして、仕度をさせなきゃいけない。

そんなちっぽけなプライドは隠し持って、日々生活を回して行く事は大切である。

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