単数か、複数か、それが問題だ…!
stand.fm でお喋りしてみたら、反響がけっこうありましたので、noteにもつづってみることにしました。
息子の英語習得の中で
単数か複数か?!
というところで、悩むみたいです。
I like apples.
ではなく、
I like apple. としてしまうんですね。
単数か複数かを間違える。
a とか s を入れ忘れる。
これは、英語学習において日本人の多くがつまるところだと思うんですよ。
ここを習得するには覚えるのもひとつの手ですが、記憶系苦手な場合、「英語を話す人のマインド」を理解するのがいいなぁって思っています。
精神世界は、現実世界とつながっています。
目には見えない心の世界が、表に現れてくる。
言葉は伝達手段。
「伝えたいこと」が先にあるんですよね。
つまり、英語は
単数か複数かを「伝えたい」人たち
が生み出した言葉、と言えます。
でも、日本人はそこはそれほど重要視していない。
だから、
私はりんごを買う。
ですんでしまいます。
英語だと
I buy an apple.
I buy some apples.
一個だったのかそれ以上あったのか、伝えたいからこうなるわけです。
そこで、とにかく「数にこだわって生活してみる」ことをアドバイスしてみました。
英語や日本語のどっちを話すかに関係なく
「一個かそれ以上か、世界にただひとつなのかを伝達したい人」になって過ごしていくわけです。
そうやって自分自身の「精神世界」を変えることで、表に現れる「言語」に影響を及ぼすわけです。
でも、この遊び、すぐ忘れてこうなります。
「友達が自転車を買ったらしいよ」
なので、私が数にこだわります。
「何台?」
「1台」
「妹がパン食べていいかって聞いてるけど?」
「何枚?」
「菓子パンを一個だって」
「友だちと遊んでた」
「ひとり? もっといた?」
とにかく数情報を求めていると
そのうち聞かれる前に、先に「数情報」を入れて話してくれるようになります。w
フランス語やドイツ語などにある女性名詞・男性名詞・中性名詞なども、記憶勝負になりがちですが
世の中すべてなんらかのジェンダーがある
という目線で見てみると
違う世界も見えますし
感覚的につかめるようになっていく気がしています。
「おばあちゃんって、男なの? 女なの?」
と、娘が聞いた時には、色々な意味で卒倒しそうになりましたが。w
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