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在宅学習の我が子の「ぐずり」

学校には行かない選択をしている我が娘。

気になるのは「リズム」と「集中の習慣」。

家にいるとどうしても、その辺りが「自由」になってしまいます。
自律できればいいのですが、
そうでないと
なし崩し的に楽な方へ流れていきます。

まだ小学生の我が子には「自分で律しろ」と言っても無理な話(大人も難しいと思うのですよ。自分を見ていても)。

そこで、算数などのプリントを時間を決めてやるように促しています。

さて、ついさっきなのですが
リビングで算数をやっていた娘がくずり始めました。
「うぅぅ。うぅぅ」と泣き声のような・・・?

見ると、二枚のプリントを終わらせた後、三枚目がまったくの手付かず。

「どうしたの?」

そう聞いても「うぅう」しか言いません。

夫が言うには

「解けないわけじゃない。でも、頭を使う問題になると、最近ああなんだよ」

とのこと。

「考えるのがイヤなひと」よりも「考えるのが当たり前のひと」になって欲しいので、ここは乗り越えてもらいたいところ・・・。

こんな時、我が家は「ナチュラル放置」します。

・叱らない
・声はかけるが、話す気がないなら特にかまわない
・無視もしない
・親がイライラしない

そして、自分たちのすべきことをどんどん進めていきます。

つまりは、子どもがぐずることを当たり前のこととして振る舞うようにしています。
特別なイベントとしてとらえないわけです。

だって、
「どうしたの?」とかまえば
「ぐずるとかまってもらえる」ということを教えることになりますもの。
あとあと大変・・・!
また、
「ちゃんとしなさい」と叱っても
それで機嫌がなおってプリントに取り組むわけでもないんですよね。


そんな私たちに今日の娘は、

ダイニングテーブルの下に潜り込んで泣く

というアピールを始めました。

(新しいな・・・)

しかしながら、

「わ、びっくりした! そんなとこにいたの」

そう声はかけるけれども、私はそのまま拭き掃除続行。夫は洗濯物を干しを続行。

娘はテーブルの下で唸り続けていました。

そのうちに、娘のアピールが変化・・・。

「ううぅ。うぅうぅ。ううう・・・・うばぁ〜」

「・・・べろべろばぁ〜」

(一人遊びが始まった・・・!)

吹き出しそうになるのをこらえて、黙々と家事。

そのうちに、娘はテーブルの下から出て来て、家事を手伝い始めました。

「あら、さんきゅ」

手伝ってもらうことのお礼は言いながらも、プリントをしなくていいことにはしません。

気分転換がすんだら、またプリントです。

そうやって私たちが娘に教えようとしているのは

ぐずってもいい、ということと
自分がすべきことは、するまで終わらない、ということです。

もちろん、解き方がわからない場合は、ナチュラル放置せず教えます。
(できないことを一人でやらされるのは、大人であっても苦痛・・・。放置しても解決しませぬ〜〜)

ひとりひとり子どもは違うから
「これが正解」という雛形なんてないと思うんですよね。

今日はたまたまうまくいったけれど
同じやり方が通用しない日もあるでしょうね〜。

まぁ、落ち着いてのんびり対応していこうと思っています。


そんな我が家の子育てスタイル。
何かのヒントになったらよいなぁと、綴ってみました。

大切な私たちの宝物である「未熟な未来人(子ども)」と
どうつきあっていくか。

親も先生もひとりで抱えないことが大切だなって思います。

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