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言葉をしっかり聞けて(読めて)いますか? 誤解をなくせば、人生はうまくいく。


「人生がなかなかうまくいかない」

もし、そう思っていらっしゃるなら、
その原因の多くは「誤解」のせいです。

誤解というのは、人の話を正しく聞けていない(読めていない)から起きるんですよね。

・話をちゃんと聞く
・文章をちゃんと読む

このふたつができていないために
相手の言葉を自分流の「解釈」で聞き、
間違った解釈でものごとが進んでしまう
わけです。

その結果、
人間関係が悪くなっていたり
努力がからまわっていたり
時間を浪費していたり
情報を活用できていなかったり
・・・なんてことが起きちゃうわけですね。

でも、逆にいえば

・話を正しく聞く
・文章を正しく読む

これができるようになると、
それだけで、多くの問題が解決するということです。
問題解決どころか
より豊かにもなっていきます。

今って、情報が氾濫している時代ですよね。
clubhouse では、著名な方の貴重なトークをフリーで聞けたりもします。
とてもおいしい!
・・・わけですが、その情報を正しくとれていないと、あまり意味がありません。
相手の言葉を正しく受け取る力は、すっごく重要であり、おいしい力なんです。
だから、是非とも身につけておきたいもの。
会社のスタッフや子どもにも、ここはうるさく言っています。


それにしても、どうして、

・話を正しく聞く
・文章を正しく読む

このふたつができないのでしょうか。
できていない人の方が、多いくらいなんですよ。

その理由はふたつです。

ひとつは単純に、そういう習慣をつけていないから、です。
無意識に、ぱぱーっと聞いて、ぱぱーっと読んで、感覚的にやっちゃうわけですね。
これは、教育をもっと改革していく必要があるでしょう。

もうひとつの理由は、
私たちの誰もが「心理的な盲点」を持っているということです。

その人の性格や嗜好によって、偏りが生まれます。
これは魅力でもありますが、その偏りによって、見えなくなるものが生まれているんです。
聞こえていても、聞きおとす。
見えていても、見落とす。
こういうことが起きるのが、私たち。
これは認知心理学の話です。

なので、
・話を正しく聞く
・文章を正しく読む
ために、今の私たちに必要なのは

意識的に、論理的に聞く(読む)習慣をつけることです。

そして、その訓練にいいなぁと思っているのが、こちら!

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出口汪先生の
現代文講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ) 

私も愛用中♪です。(愛読ではなく、愛用!)
受験生がやるやつですが、もう、面白くて面白くて。

「論理力で高得点を保証!!」って、表紙にありますけれども、
受験だけでなく、マイライフでも高得点!!!になります。
マイライフで高得点というのは、自分で思う「いい人生!!」になるということです。

というのも!

出題文が、まさに「心理的盲点のこと」に触れていたりするんですよ。

論理的に問題を解きながら(論理的に考える訓練をしながら)、言葉とはどういうものか についても学ぶことができるんです。

普段、本を読まない方は、出題文の文体に「はう・・・!」となるかもしれません。けれども、その内容がとにかく面白い!!
字も大きいし、少しずつでも出口先生の「解き方」を学びながら進めていくと、スルスル読めるようになっていきます。

私は、問題集を解きながら、自分の癖を見つけましたよ。
論理的にやっていないところ、ですね。
そこを修正していく楽しみもありました。

スピでつい感覚に頼りがち〜という方にも、推したい一冊です。

ちなみに私にこの本をお薦めして下さったのは、横浜タイガ出版の代表取締役、大平淳さんです。言葉のプロも推す一冊なんですよ!

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