無題のプレゼンテーション__2_

送客1件の重み

営業メンバーのためにクライアントごとの送客数を追うためのダッシュボードを作成したところ、とあるメンバーから「このクライアントの送客数が、管理画面よりも1件少ない」と報告をもらいました。

調べてみたところ、管理画面で表示されている送客数はPHP(プログラミング言語)で計算されており、SQLよりも複雑な条件で算出されていることが発覚。

正直、今までは事業全体の数字を見ることが多かったため、多少のズレは誤差の範囲で扱っていました。ましてや「1件」の誤差であれば「同じ数字を出すことが難しいため、誤差とさせてほしい」と何も考えずに言っていたと思います。

しかし、最近営業メンバーと近い位置で仕事をするようになり、日々どれだけの時間をかけてクライアントの期待に応えようとしているのか、言い換えれば「送客1件の重み」を強く感じました。

元々システムエンジニアをしてたこともあり、PHPを読むことはできたので、ソースコードを追ってSQLで同様の処理を記述し、最終的には管理画面と同じ数字をダッシュボードで追えるようにしました。

一緒に働く人が変われば、追う数字も変わります。常に自分の中の感覚に従うのではなく、その数字を追う人の視点に立ってデータを提供できる人でいたいですね。


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