自分の良さが出るコミュ力の秘訣🫂
(元のURL:https://www.dtto.com/f/jp_daily/p/240146987?ref=ios )
20221002
誰しもやはり「コミュ力」には悩みを抱えますよね。
今回は、自分を殺して偽ったり背伸びしたりすることなく、かつコミュニケーション能力が高く見られる秘訣のようなものをお話しできたらと思います。
まずはじめに、結自身は「超コミュ力人間」なのかと言われると、そうとは言えないです。
大人数よりは少人数を好むし、いわゆる「友だちたくさんいる系」とは違うと思っています。
ですが、初対面の人と話す際に緊張することはあまりなく、むしろワクワクするタイプというか。
「この人はどんな人なんだろう」
箱の中身は何なのか気になる感覚に近いというか。
秘訣を押さえてからはというもの、初対面の人との関わり方がこんなふうに変わりました。
かつてはというと、恥ずかしさや失敗を避けたいなどのネガティブな感情の方が大きかったのです。
自分をよく見せたり、無理に話しかけたりして自己嫌悪に陥ることももちろんありました。
秘訣を押さえてコミュ力は上がりましたが、
心に留めているのは
「繋がる縁を大切に、
離れていく縁はどうしたって離れていくもの。
離れたとしても、本当に結びつきが強ければ
いずれまた繋がるもの。」
深まる縁は自ずと深まっていくというか。
そういうことを念頭に置いています。
ただ喋り散らかすよりも、沈黙を恐れない方がいい時もある。
なので、誰とでも仲良くなるというより、
「誰とでも当たり障りなく、むしろ目の前の人と過ごしている『いまその瞬間を』楽しいものにすることができる」。
私がお話しするコミュ力は、そーゆーものだと思ってもらえればよいと思います。
前置きが長くなりました。
自分の良さがでるコミュ力の秘訣を
単刀直入に、簡潔にいうと、
「話し上手は聞き上手。
聞き上手は問い上手。
問い上手は察し上手。
察し上手は手数持ち。
手数を増やすには…。」
です。
①話し上手は聞き上手
これは聞いたことがある方も多いと思います。話しがうまかったり、その場を回すのがうまかったりする人ほど、相手のリアクションやレスポンスに耳を傾けている。傾けているからこそ、それを受けて考え感じ、また話してリアクションを返すことができる。「会話はキャッチボール」ってやつですね。自分が話すだけがコミュニケーションではない、と。相手の話をよく聞くのだ、と。
②聞き上手は問い上手
これも聞いたことある方、多いと思います。「モテるためのナンタラカンタラ!」みたいなのにも、相手に質問すると好印象を与えることができるとよく書かれてる気がします。相手が話し出すのを待ってても仕方ないですしね。こちらから投球する勇気は、持ってて損はないと思います。
③問い上手は察し上手
多くのひとが①②を知っていても尚コミュニケーションに頭を抱えるのは、ココでつまずくからなのかもしれません。
ただ質問を投げ掛ければいいわけではない。
根掘り葉掘り聞いているように思われるだろうし、これじゃ相手の心の扉は固く閉ざされてしまう。
突拍子なく脈絡もない問いも、時に相手を不快にさせてしまう。「一体何を考えているかわからない」と思わせるのも、恐怖心に繋がってしまいます。
この状況で・今までの話の流れを汲んで・その場の空気感も考慮し・最適な問いを投げかける…………。
そう、「察する」ってめちゃくちゃ難しいですよね。
ちゃんと聞いてないとまず流れを汲めないし、言葉選びなんかも「察して」使い分けていかねばなりません。
グローブを初めてつける人とするキャッチボールで、カーブやフォークを投げるようなものです。
(この1文でさえわからない人はわからないものです。これを「察する」ことができるかどうか。)
悩み事を相談してくれてる相手に棘のある言葉や言い回しをしてしまったり、
そもそも悩み事相談ではなく「ただ愚痴を共有したいだけ」なのにそこを読み誤って突き進んだりすると、
「問いかけて」
「話を聞いて」
「自分が話して」いても、
心地よいコミュニケーションとは言えないのでしょう。(もちろん、相手との関係値にもよるのですが、関係値も「察して」いかねばならない。。。)
頭が痛くなってきますよね。
察せよ察せよ察せよ察せよ察せよ……………。
どないしたらできるねん、と。
できたら苦労せえへんねん、と。
とっても高度なことなので、
自分が察することができないうちは、
相手に察して欲しいと求めるのは控えた方が良いかもしれません。
(これって、日本特有なんですかね🤔)
察するなんてもう性格上ムリ、とか。
気疲れするからいいや、とか。
「できるわけないやろ‼︎」と投げ出したくなりますよね。
ここにまだ努力や人為の余地があると考えているのが、結が唱える「コミュ力」の話なのです。
④察し上手は"手数持ち"
ざっくり一言でいうなら
察し上手は「手数(てかず)が多い」。
そう思うのです。
オトナになればなるほど、経験値も場数も増えますよね。「大人の対応」というやつには、まだまだ青い我々も歯が立たないですよね。
手数が多いというのは、
経験や、場数や、教養や、知識や、接してきた人の数や、
そーゆーものを割と多めに持っている。
こんな感じだと思うのです。
だから、さまざまなシチュエーションを知っている。
知っているから考慮することができる。
つまり、「察する」ことができるのですよね。
例えば昨今では、LGBTQ+の方々の存在を尊重し「彼氏(彼女)いるの?」ではなく、
「恋人(パートナー)はいるの?」と聞く方がよいという話があります。
これも噛み砕だいていくと…
「LGBTQ+」という存在を知っていて。
彼らと会ったか、彼らの悩みを知ったか、彼らに興味を持って深掘りしたことがあるか、
何かしらの形で「手数」となっていて。
そうしてはじめてできる配慮なのであり「察する」ことなのかもしれない。
そう思うのです。
⑤手数を増やすには「幅広い分野に興味をもつ」
Dttoにいるような方たちなら、⑤は容易いかもしれません。根は(←)勉強熱心という方が多いと思っています。⑤を④、④を③、③を②…と繋げられていないだけの人が多い気がしています。
それに、幅広い分野に興味をもつ一方で、
自分の興味ある分野を深掘りしていくのは、
私はもっと大切なことだと思っています。
がむしゃらに手当たり次第、も手ですが、
自分の好きなトピックから広げていくと、
自分の話のネタも増えますし、
なによりあなたにしかない「魅力」になっていくのだと思います。
そうして、自分の良さが出るコミュ力に繋がっていくんだと思います。
なので、したい話はしていいし、偽らねば人と仲良くなれないということはないと思っています。
(この辺の話は、下のリンクの内容も絡んでいます↓)
https://www.dtto.com/f/jp_love/p/239396668?cid=ECA1471C-CE0A-4BD9-B15E-B54178D1822F
でもやっぱり、知ろうとしないと見えてこない世界もあると思うので、
張れる時にアンテナを貼っておくのは有用だと思います。
こうして増えた手数から、相手が何に興味があるのかを会話の中で察して、引き出していく。
そうすることで少なくとも、目の前のその人と過ごす時間は楽しくなるんじゃないでしょうか。
こーゆーふうに考えられるようになってからは、初対面の人をブラックボックスか何かのように感じ、
ワクワクする気持ちで接することができるようになりました。
今日会うその人も、自分の「手数」になりますからね。
ただ、私はコミュ力がすべてとは思っていません。
⑤を深める過程で自分の専門を極めることができれば、コミュ力を伸ばすなんて二の次でいい気もしています。いろんな人間がいていい。
し、誰かにコミュ力がないと責めたり、はたまた自責する必要もないと思ってます。
人間なんで、疲れてる日だってあります。
アンテナ張れない日だってあります。
集中して聞けなかったり、感情が高まって察するに至れなかったり、眠くて話ができない、レスポンスが返せない…そーゆー日だってあります。
そのときのその一瞬ですべてが決まることもないと思うので、
「今日〇〇さんと全然うまく話せなかったなあ…」と思っても、最低限の配慮だけしたら「まあ今日はそーゆー日か。」で流して、
早く休んだ方がいいと思います。
コミュニケーションって、相手や状況によっては体力も知力も必要になってくると思うので。「"興味を持つための"エネルギー」はやっぱり要ります。
わかんない話は「わかんない」「教えて」と伝えて、相容れなかったらそのときはそのときです。ご縁がなかっただけかもです。
①~⑤までをすぐにできる人はそういないのかもしれない。できるようになった頃にはオトナになってしまっているかも。
でも、知ってしまったなら、やらずにいるよりやってみる方が、十数年後見えてくる景色はまた変わってきそうですよね。ワクワクします。
仲をもっと深めたい人に対してまだまだ努力の余地があると考えられれば、なんだかやる気が出てきますよ、きっと。
まずは好きな漫画読んで、次は同じ作者の別の作品を読んでみたり。
今日会ったあの人との会話で気になった「あのこと」についてググってみたり。
今日のニュースちゃんと読んでみて、どう感じるかを考えてみたり。
気楽にはじめてみてはどうでしょうか。
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