【新・東カレデート】結婚相談所(naco-do)編：86人目/三谷さん【前編】：アラフィフ年収400万円の婚活

＜データ＞
■職業：自営業
■年齢：40代中盤
■年収：400万以上

40代中盤でこの年収。正直嘘でしょ！？と言いたいところなんだけど

・400万円「以上」とあるのでそれ以上の収入があることも考えられる。（だいたいないけど。）相談所に登録している男性の中には、お金目当ての女性を排除するために年収を低く出す男性もいるらしい。

・自営業であれば、たとえ収入が少なくても経費の恩恵があるのでは！？それはいかほどか。

・両親がお亡くなりになっている。介護の心配がない。

という部分に興味があり、プロフィールの内容も何となく気になったのでお見合いを受けてみることにした。

都内某所のホテルのロビーに現れたのは、背は高くなくずんぐりむっくりした三谷幸喜に似た男性で「本当に来てくれると思わなかった・・・！」と言って目を輝かせた。いや、アプリじゃないんだから行きますよ・・・。そうじゃなくてもドタキャンなんかしないけど。

カフェに入りお見合いがスタートすると、お互いの仕事の話で盛り上がった。今展開している事業のこと、これからやりたい事。そして印象的だったのは、私のプロフィールをよく読み込み、たくさん質問をしてくれたこと。相手が質問上手だったこともあり、私も本業以外にやっている仕事や将来のキャリアについての話がたくさんできた。

アプリも含めてこれまで会ってきた人は、私の職業のイメージから勝手に自分の理想的な女性像を抱いて話をしてくる人が多く、個人としての私に興味を持ってくれる人が全然いないと感じていたから、三谷さんの、私のプライベートや感性に対して前のめりに質問してくれる姿勢はとても好印象だった。

さすがにお見合い初日で本当の年収については聞けなかったけど、「収入や目に見える条件以外を認められたらもっと自由に人を愛せるんじゃないか」という自分の期待も込めて、仮交際希望の返事を出した。