【新・東カレデート】結婚相談所(naco-do)編：80人～81人目/初老たちのナメたお見合い。

今回は2本立てでいきます。

＜データ①＞
■職業：税理士
■年齢：50代前半
■年収：1000万

50代・・・・。サラリーで年収1000万かぁ・・・。

50代の人と結婚となると、

・お相手の親の介護

・お相手の定年、病気（寿命）のリスク

・子供を望んだ時の金銭問題、体力

など、下手するとこのすべてを女性側がしょっぱなからイッキに請け負わないといけなくなる。決断は慎重に・・・。

なんだけど、結局「愛がうまれれば乗り越えられるかも♪そもそもアラフォーの私が高望みはよくないぞ！」という思いで、今回お受けしました。結構悩んだけど、同じ区内住みでお酒と食べ歩きが趣味という文言に共通点を感じたから。

待ち合わせのラウンジ前に到着すると、あれ？今日のお見合いの人いないなぁ。でも、あそこにひとり誰かを待っている男性がいる。

え、もしかして・・・。

夏緒「〇〇さんですか…？」

声をかけると、今日のお相手だった。

プロフィールの写真は年齢にしてはすごく素敵だったのに、実物はまるでモノクロ写真のようにショボくれた50代だった。本当に、プロフィール写真がカラーだったら実物はモノクロって感じのオーラの違いがあった。こんな感覚は初めて。

落ち着きがある、といえばそうかもしれないが・・・。

お酒と食べ歩きが好きということで色々掘り下げてみたが、酒はほとんど飲めないし、飲食店の情報も明確に出てこない。っていうか、それは昔の趣味で今現在は食も細くなってグラス一杯の酒とつまみ程度しか食べられないような印象だった。え、生きてる？？？

30分くらいたったころ、やたらと時計を気にし始めた。お見合いで時計をちらちら見る男性はこれまた初めて。用事があるのか、はたまたこのお見合いに見切りをつけたのか。