【新・東カレデート】omiai編:40人目:マイケル/既婚者の見分け方。

<データ>
■職業:経営者
■年齢:40代前半
■年収:1500万~

omiaiでは年収のマックスを1500万円~しか設定できないっぽいけど、このひとのプロフ写真からにじみ出るオーラは、それをゆうに超えているのを感じた。2~3年前から年収1000万超えましたっ!みたいな粗削りな感じではなくて、なんていうのかな、安定してお金が循環してるイメージ。

イケメン・経営者・20代~30代と、東カレにいそうないかにもハイスペは競争率が高いし若くてかわいい子がいくらでも押し寄せるので私のスペックでは戦いづらい。

けど、

見かけは「ちょっと…いや、結構難あり」だけどお金は持ってる。派手な女性はなんとなくもう飽きた。けど財力をふんだんに見せつけないと女子が寄ってこないような「色々とピークは過ぎた富裕層ちっくな人」が個人的には狙い目かと!このテの人たちは女性の若さにそこまで執着がないのも特徴かなと思っていて、彼らの外見センサーをクリアできればきちんと向き合ってくれる場合が多い。

今回omiaiで出会ったマイケルもまさにそんなイメージの人で、相手からもらったいいね数も「~5」。ヨシ!かなりモテてないっ!(←オイ)

omiaiは相手に表示されるいいね数が期間でリセットされるので累計はわからないけど、(私が見方をよくわかってないだけかな??)最近はアプローチも少なく、そこまでアクティブに活動してない(orできてない)とも読める。

そんなわけで、早速マッチング。

海外育ちで日本語を書くのが苦手だと言っていた(プロフィールもたどたどしい感じはあった)

メッセージで事前に色々会話で来たら良かったんだけど、文字を打つのが苦手な人とこまごまとやりとりするのも適していないと思い「海外出張から帰ってきたら会いませんか」のお誘いにすんなりOKした。この人は会って話さないと何も始まらなさそう。

で、当日。

待ち合わせは都心の高級ホテルのロビー。

メッセージで事前に特徴を伝えていたのでしばらく待っていると「夏緒さんですか?」という声が聞こえた。振り返ると、写真よりこじんまりしたマイケルが立っていた。

「どうしましょう、外でどこか探してもいいしここでもいいし」

あてもなくブラブラ歩くのが苦手なのでホテルのラウンジで飲むことにした。

もっと喋り方もたどたどしいと思ったけど全然日本人じゃん。想像よりもフランクな雰囲気で少しテンションが上がった。

omiaiには約1年登録していて数人会ったけどドタキャンが多すぎて参っていたこと。3年前に彼女がいたけど相手も起業家で仕事とプライベートのタイミングが折り合わず別れたことなど色々な話が聞けた。海外出張が多いけど来年はほとんど日本にいられそうなので年齢的にも来年には決めたい、とも言っていた。

うん、気が合えば話早そう!

マイケル「また2週間弱出張に出ちゃうんだけど帰ってきたら会えませんか。僕も真剣に探しているのでもし僕の事がパートナーの対象でなければハッキリ教えてください。あなたの時間を無駄にする気はありません。」

2日ほど会う日を決めたんだけど、うち1日は出張帰りの日らしく「体力次第だな」と言っていた。お忙しいようなので別にこの日は無理しなくていいですよと伝えると「どうせお互い会っても1~2時間でしょ?羽田着いたら連絡するよ」と言われた。

「どうせ」・・・?

何その言い方。

「どうせ」会うのならば「ぜひ」と思ってくれる人に時間を割きたい。

ちょっとした違和感を感じながらその日は別れた。どうやらこの後また打ち合わせがあるらしい。

LINEは交換したけど、日本語を打つのが得意じゃない人に対して何のメッセージをして良いのかわからず連絡をとらない日々が続いた。時々マイケルから「Good Morning」と業務連絡のような連絡が来たけど、トークはすぐにしぼんでしまうような状態だった。

ある日「次いつ会えますか」とマイケルからLINEが来た。

え?

約束してその場でスマホに入力してたよね???

「〇日と〇日に約束しませんでした?」と返すと「あれ、夏緒の苗字って何だっけ」とレスが来た。

え?

「〇〇ですけど」と答えると、電話がかかってきた。

マイケル「いやごめんね、約束の日付はなんとなく覚えてたんだけど今スケジュール見たら見慣れない苗字で予定が入ってて。もしかして夏緒かなと思って確認した。今成田に向かってるよ。〇日に帰ってくるから、また連絡する」

(・・・・。)

うん、まぁいいや。いってらっしゃい、と思い数日過ごした。

またまたある日

マイケル「次いつ会えますか?」

夏緒「え?」

マイケル「今年いつ会えますか?」

アタマ・・・ダイジョブデスカ~~~~・・・・。

この前きちんと2日とも確認したよね??スケジュールにも入れてるんだよね??それにLINEをちょっとスクロールしたら日にち出てくるだろ?いろいろと大丈夫!?と思って

夏緒「忘れてるくらいなら結構です。」とメッセージした。だってスケジュール確認、これで何回目?

すると着信の後に「忘れてないですよ。ただあの後に予定が変更になってないか確認したかったんです。」

だったら聞き方違うよね???

忙しいのはわかるんだけどあまりに適当じゃない?

この時点で会う気は7割減。もうどうでも良かった。対応が雑過ぎる!

結局、会う予定だった日の1つはフィットネスを入れ、その後だったら会えるという設定にした。
もう一日は完全に別の予定を優先しキャンセル。

フィットネスを入れた日の前日、「また連絡します」と言われたのに当日連絡はこなかった。

…まあ私も連絡しなかったけど。

何だかぐたぐたになって終わったなと思った矢先、マイケルから「クリスマスはどうでしたか」とLINEがきた。

…まだ何か続ける気なのかしら?お互いに仕切り直してデート重ねてみましょうってテンションではないよね?

この一連の出来事は姉にも報告してたんだけど、

姉「マイケル、既婚者じゃない?」

「まず、決まってるスケジュールを何度も聞いてくるところだけど、メッセージをいちいち消してる可能性が高いと思うの。過去の記録がないから何度も聞いてくる。」

夏緒「なるほど…!メッセージ消すって概念なかったから予想外だった!既婚者だと仮定したとき、スケジュールにわざわざ名字で登録していたのも合点が行く…!」

姉「更にLINEのアカウント。アカウント名もきちんと名前じゃなくて中途半端だし写真もない。何となくプライベートな情報載せたくないって感じが見えるね。

既婚者には既婚者の気持ちがよ~くわかる(笑)」

一概に既婚者だと決めつけられないけど、思い起こせば怪しい点はいくつもあった。

夏緒「けど、もし既婚者だったとしてわざわざ真剣に婚活してるって設定にするのはなぜ?同じく婚活女子とマッチしやすくなるし、遊びが目的だったらただ重くてめんどくさいだけじゃない?」 

姉「それはね…

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