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私を作っていたもの


先日、長男が帰ってきて、ああ〜っと思った事。

久しぶりだし、話ししたり、ご飯食べたり、嬉しいんだよ。

でも、帰ったらなんとも言えない気持ちがふわぁ〜と私を包んでしまって。
さみしいんだよ。
ぼ〜としてしまう。

心にぽっかり穴が空いたような、そんな感じ。

そして思った。
私の心は、今までそれだけ息子への想いでいっぱいだったんだって。
赤ちゃんからだんだん成長して、手のかかる事は減っていって、
反抗されたり時には喧嘩したり、そんな日々を息子の成長と共に経験して…
家の中には、彼の気配があって…
今は、社会人になって家を出て自活している。

そして思った。
このいつもさみしい、ぽっかり空いた心の埋められ無い穴。
それって、私と言う人間の一部は、息子で作られていたんだなぁって。
そして、いつも家の中にあった気配すらない毎日は、心にぽっかり穴が空いた日々になったんだって。
それくらい大切だったんだなぁって。

その穴は、少しずつ小さくなって行くと思うけど、
塞ぎ切れないだろうし、そのチクッとした心の痛みが息子を思う母の想いなんだなぁ…
一体、息子は、私の何割を占めていたんだろう。

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