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独身アラサー女子の複雑な胸の内

アラサーという言葉は自分にはまだまだ先のことだと思っていた20代前半

気付いたらあっという間に29歳。あれ?この間まで24、、5、6歳だったのに急にここ数年あっという間に過ぎたような感覚になった

私は何をしてきたんだろうとふとこれまでの過去を振り返る

平凡に過ごしてきたが、いろいろあった

安定した職を辞め、海外に飛び出し、自由を感じ、その後はアルバイトで生活

”これでいいと思う自分”と”こうすればよかったのかなと思う自分”

両極端の自分がいつも頭の中に二人いて同じ人間同士が喧嘩をする

そしてたまに自分がどうしたいのか分からなくなるんだ


だいたいの27.28歳ごろの悩みは周りが結婚ラッシュになると自分が

結婚してないことにどこか焦りを感じる

比べるものではないし、比べたところでなにも変わらない

自分はしたいことがあるし、今の生活が幸せだしこれでいいと本当に思う

なのになぜか、見えない安心感を求めているのか、残り物になりたくないのか、

あるいは子どもを授かるには時間のリミットがあることを改めて考え本能的にそう

思うのか、一人で頭の中で自問自答している時間が増えた


今日の出来事なんか、まさにアラサーということを自覚した1日だった


美容院で髪を切りに行き、終わり際にヘアドライアーをしてもらっている時

アシスタントの新人の方が”市販のシャンプー”と”美容室で使うシャンプー”の違いを熱心に話し始めた

「料金だけみると、高く感じますがコスパはこっちがいいんですよ。」と

そして家でのシャンプーの話になり、「お姉さんは、シャンプー1本取り替えるのにどれくらいの期間もちますか?」と聞かれ、

「家族と住んでいるのでよく分からないですね」と言うと

「子どもにはリンスはしない方がいいですよ」と。

あれ?私、子どもいるって言ってないんだけどな。。笑

住んでいる家族は両親のことを言ったつもりだったが、私の年齢で

家族と一緒に住む=親ではなく子どもがいると思った若いアシスタント

今までだと兄弟や親の話にもなっていた話題が、自然と子どもがいると

思われたのは、自分がもうそんな歳だと自覚した瞬間だった

なんとなく、言い直すタイミングを逃し、普通に会話をしたのだが

ちょっと笑える自分とすこしへこむ自分

年とったのかぁ〜最近、服や美容にも興味が減っていたし、このまま適当になるのはだめだ!そう思い、帰りにはアウトレットに寄り、家に帰った(残念ながら気に入った服は見当たらず、、もしここで、お気に入りの服があれば買っていただろう。←なんて単純な性格なんだとは思うが)

そして家に帰る道中、こんなことを思った


年は必ずとる=今日が一番若い

若い頃は、経験や実績がほしかったからアラサーに憧れた。

今は、若いと何度挑戦してもやり直しがきくから羨ましく思える

あれ?これってないものねだりじゃん!笑


”若いっていいな”は今の私の解釈で

過去の”20代後半の女性ってなんかいいな”も、自分の解釈

そんなことを思うと解釈の仕方でどうとでもなるな、と。

年を重ねることに対してなんとなく後ろ向きになってしまったら

したいことや服装選びなどにも年齢を理由に制限してしまいそうになるだろうし

逆に歳を重ねるたびに経験ができていると思ったら、歳をとる度自分には得るもの

ができる。過去の自分は変えられないけど、過去の解釈は変えられる

そう思ったらふいに悩む時間がありながらも、その時間を楽しく過ごすには

どうしたらいいのか考えたり、すきなこと・したいことに時間を費やそうって

そう思った!


美容室で読んでた本で印象に残った言葉

『われわれは短い時間をもっているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、もっとも偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている』




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