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「全体」分の「それ」×100=%(濃度)

これを知っとくと食塩だけじゃなく、生徒のメガネの割合やホウ酸などいろいろ使えるぞ。

きっと今は「食塩 / 食塩水 × 100 = 濃度」って覚えているよね。
各要素を少し広げるだけでとても役にたつ武器になる。
なので、どうせならこっちで覚えておこう。
「食塩 / 食塩水 × 100 = 濃度」
   ↓
「それ / 全体  × 100 = 濃度」
例えば、
・クラスの中でメガネをかけてる人はどれくらい?とか、
・理科のホウ酸の問題でも使えるよ。
・それに食塩水の水が増えた時も「それ」の部分が食塩ではなく水になるだけだとすぐにわかる。

濃度とその考え方をわかりやすく紹介しているので見てみよう。
(1分くらい)


食塩水の問題の場合
例えば、「食塩水100g、塩25g」この時の濃度は?
全体分のそれに当てはめてみよう
 全体 → 食塩水
 それ → 食塩
 %  → 食塩の割合
になるね。
なので 25/100×100=25
答えは 25%

生徒の数の問題の場合
例えば、「生徒300人、メガネ60人」この時のメガネ生徒の割合は?
全体分のそれに当てはめてみよう
 全体 → 生徒数
 それ → メガネをかけている人数
 %  → メガネ生徒の割合
になるね。
なので 60/300×100=20
答えは 20%
□の位置を変えてみる
例えば、「250人の生徒の内、12%がメガネ生徒の場合、その生徒は何人?
全体分のそれにあてはめてみよう
 全体 → 生徒数
 それ → メガネをかけている人数
 %  → メガネの割合
になるね
 □ / 250 × 100 = 12
答えは 30人

この計算できたかな?ちょっと怪しい人は解説するので読んでね。

まず、
① □ はそれだけにしたい。
100 / 250 が □ にくっついて邪魔だね。
だから消滅させてしまおう。

②消滅させるために
250 / 100 をかけてしまおう。
そうすれば □ だけが残るね。

③「=」は左側と右側が同じだから
「=」の左側に 250 / 100 をかけたならば
「=」の右側にも 250 / 100 をかければ同じになるね。

□ × 100/250 × 250/100 = 12 × 250/100
 ↓
□ = 12 × 250/100
□ = 30
よって30人だね。

いろんなときに使えるので覚えとこう!

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