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「500回拍手してください」2023年7月9日の日記

・駅の立ち食い蕎麦屋でざる蕎麦を食べた。立ち食い蕎麦屋のざる蕎麦って食べるの初めてかも。コシと歯ごたえがすごかった。

・東京佼成ウインドオーケストラの演奏会のために宇都宮へ行ってきた。同行予定者が体調不良でいけなくなってしまい、チケットの引き取り手を募集したらTwitterのフォロワーさんのひとりが手を挙げてくださった。本当にありがとうございました。(その後体調大丈夫だったかな…?)

・今日初めて顔を合わせたのだが、たくさん喋り倒してしまった。来場していたもう一人のフォロワーさんも巻き込んで、帰りのバス待ちやバスの中でも色々話せて楽しかったな。せっかく宇都宮まで来てくれたのだからお土産とか持っていけばよかった…。

・こういうときにTwitter以外のSNSに投稿する度胸、全然ない。Twitter生きててよかった。


・会場の宇都宮市文化会館に来るのは、もしかしたら自分のコンクール以来とかかもしれない。となると10年弱ぶりに来たことになる。

この辺で演奏後に全体写真を撮った気がする
写真撮影をこの辺で待ってた気がする
この辺でお弁当食べた気がする

・宇都宮市文化会館は(今もそうか分からないが)栃木県吹奏楽コンクールの会場だ。栃木県には地区大会がないので、コンクール出場校は必ず一度はここに来る。

・高校生のときも来ているはずなのだが、思い出すのは中学時代の記憶ばかりだ。
・高校時代で唯一覚えているのは高2のときの結果発表、うちの学校は銀賞で、周りがうなだれる中「あ、もう練習しないでいいんだ、先輩にも会わなくていいんだ」とほっとしたときの記憶だ。それが私が出場した最後のコンクールとなった。


・演奏会は最高だった。同行予定者がこれを聴けなかったのが残念でならない。コンマス林田さんの太く艶やかな音、あれを生み出す息が欲しい。そして今日フルートのトップで吹いていた方の音もすごく素敵だった。

・今日のプログラムは今年度課題曲+酒井格特集だったのだが、みんながどうして酒井格を好きなのかわかった。わかったぞ。

・演奏会は「たなばた」の初稿版で幕をあけた。私は通常版の一部始終を隈なく記憶しているわけではないのだが、たしかにパーカッションは結構派手に聞こえたかも?しかしあの曲を高校生で書いたという事実が凄まじすぎる。

・新曲の「いちご協奏曲」は1部最後に組まれていた。全体的にかなり古典的な音がして、室内オケを聴いているような感じ。いちごらしく味で例えると、甘酸っぱさやカカオのようなほろ苦さも感じた。
・ソリストの皆さんのドレスがいちごカラー(ローズ系)で揃えられているの良かったなあ。3人とも音色が澄んでいながら滑らかで、味の性格の異なるベリーソースのようだった。

・第2部で演奏された3曲のうち、「148の瞳」と「さよなら、カッシーニ」は初聴きだった。どちらも割と近年の作品で、簡単に聴ける音源がない。
・個人的には「さよなら、カッシーニ」が最高で、最高すぎて、ひとりで来ていたらぼろぼろ泣いていたかもしれないぐらい心が動いてしまった。先にプログラムノートを読んでしまったから様々な情景を思い浮かべてしまうけど、何も情報がない状態だったらどのように聴いていただろう…。

・アンコールはBack number「アイラブユー」の酒井格による行進曲アレンジ版。指揮の大井さんが「手拍子をしてもいいけど…せっかく練習してきたので、できれば聴いてほしいです!4/4拍子×125小節の曲なので曲が終わったら500回拍手してください!」と言っていて、そういう言い方もあるのか…いいな…と思った。

・ロビーで「148の瞳」のサイン入りスコアを売っていたのだが、並んでいる途中で売り切れてしまった。

・今日の演奏会はCDになるそうなので皆さん買ってください。この時代だからこそCDを買っていきましょう。

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