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84歳の祖父からもらったことば。

新年明けましておめでとうございます。
本年度も良いお年になりますよう、心よりお祈りしております。

毎年正月は、母方の祖父母の家で新年を迎えます。

祖父は84歳をすぎ、年々体も弱々しくなっていき
あぁ, 後何年こうして一緒に食事ができるんだろうと
当たり前じゃない日を噛み締めながら過ごしています。

そんな祖父は、現役時代には祭りの団長・地域のコミュニティリーダー・高度経済期に建造物を日本中に作りまくるなどの活発的に人生を生きてました。
私が物心つかない時から、日本の歴史についてよく語ってくれていました。

今年もいつも通りの正月を過ごし、そろそろ帰ろうと立ち上がり
食事を終えて1人離れた部屋にいた祖父に「帰るわ」と一言伝えようと思ったところ、今日一日中、あまり口を開かなかった祖父が話し始めました。

もう、じいは80年も生きてきた。
最近は、人生についてずっと考えている。
人生にとって必要なことは、学校で習ってきた数学・・知識ばっかり覚える教育ではない。もちろん、学校で習ってきたことは大切だけれども、
1番大事なことは、人としてどう生きるか、自分自身はどんなお役目で
どんなことを世の中に還元していくかを考え続けること
その上で、自分なりに人生を企画して、企画を実行するために、
着実に一歩ずつ行動していくこと 
それこそが人生だと 気づいたんや
じいはもうやることもない、年金暮らしで
今はたらいてる若い子たちのおかげで生きられている
そんなんやったら、早く死んだ方がみんなのためになると最近思ってるんやー
(笑)まぁ、偉そうなこと言ってごめんな・・・。

わたしの祖父

祖父の話を聞きながら、感極まって涙が出そうでした。頑張って抑えました。

あぁ今1番私が言って欲しい言葉を汲み取って、伝えてくれたんだなぁ・・
祖父から大きな愛をもらったなぁと感じました。

祖父からもらった言葉を
自分の子どもや次世代に伝えていこう
そう思いました。

ありがとう!



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