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アメリカでも、大人になった

今日は娘の誕生日です。日本では18歳で成人式があり、投票権を得るように去年からなりましたが、飲酒は20歳から。娘はちょうどそのギャップに当たる年に20歳になり、18歳のときは成人は20歳で、20歳になったら18に変わるという。。。大人の第一歩が波乱万丈。大げさなって思う?でも二重国籍者には結構面倒な変更でございます。

アメリカでも、選挙権は18歳。でも大人セレモニーなんてものはありません。だから、18歳で色々大人扱い。でも飲酒は21歳。なんだか、野球のWorld Cupで、日本なら飲めるのに、アメリカだったから20歳の選手が飲めなかったとかで話題になったらしいから、ご存じの方も多いかも。

それなのでやっぱり、全部が自己責任だし、ま、大人が普通するような飲酒とか喫煙とか(ちなみに我が家はみんな嫌煙家なので喫煙年齢はどうでもいい)全部できるようになると、どーしようもなく大人だよな、と親としては思います。子ども自身はもっと前から大人のつもりなんだろうけど(笑

私は大人年齢関係なく学生歴が長く、実家から大学、留学(親の金)、学生結婚、卒業直後に第一子出産だったので、自立ってほんとうの意味でしたことがないなと思っていました。それなので大きなことは言えないけど、娘はもう数ヶ月で自分でお金を稼ぎ、それで住んでいくようになるんだなと思うと、でもそれがきっとこの子ならできるだろうな!と思える子に育ってくれたのは、親として本当に肩の荷が降りるなーと思います。そして寂しい(笑

娘は大学2年時から地元大学に通ってるのに家を出たい、と言って、最初はルームメイトと、その1年後には一人暮らしをして、学費や生活費の援助はしているけど(学生だからね)、それでも結構な金額を自分で払うべく、学校も仕事も頑張っています。だから、自立することのシビアさをきっと私より知ってる。ここはパパ似。

でも大事だなーって見てて思う。なんていうんだろ、もう今から大人だから、全部自分でやりな!っていうの、アメリカは多いのよ。下手すれば高校卒業したら、大学も学生ローンで行け!(親にお金があるなしに関わらず)なんてのも珍しくない。だから、学生ローンが払いきれない~とかいう問題になるんだけど(それも納得できないんだけどさ)。

私は留学で修士過程に入るまで親に出してもらい、入ってからは夫に出してもらい、博士号を取っているので、子供に対して大学までは絶対出すって夫婦で決めてたし、私自身は修士ぐらいまでは、と思ってる(博士号は自分も働いてたしね)。夫は最初の大学通学は親が出してくれたけど、中退してから戻ったので(戻ったのは結婚後)、自分で全部出したけど。

そうやってお金を出せる幸せ、というのは親としてはある。そして、そんなに長い間支えてくれた私の親は本当にすごい。だから、ちょっとやそっとで負けちゃあかん!とは思うし、ものにしなきゃ!って思う。だって、投資だもんね。投資の結果を出し続けなきゃ!って思うのよ。

そうやって色々な道を通っておとなになって、大人になったっていろんな学びがあり発見があり、時がすぎる。私なんて今頃、なにかを探る、Invetigationなんてのは自分めっちゃ好きだな!って仕事中思ってるし。夢見る夢子な文章ばかり書くけど(随筆大嫌いで小説ばっか読むタイプ)、でも、事実や証拠を集めて大きな図を見るとか、わっくわくする。

娘はこれから色んな体験を通して、どんな素敵なオトナに変わっていくんだろう。願わくば、その道程は平坦じゃなくていいけど、でも、安全で健康で、幸せが適度にあって、そして、『あ~楽しい人生だった!』と終わるまで、続いてくれればいいな、と人並な母親なことを思う彼女の誕生日です。

PS忙しすぎて、誕生日いつ祝うのか全然わからん娘の予定。人生満喫しててええこっちゃ!

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