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ジェネレイド考察

ジェネレイド新規きましたね!
ハールロプトルの時もそうでしたが、ジェネレイド新規のデザイナー、盛大に表彰したいくらいに有能です
既存カードを殺さないどころか既存カードを増やすのがメリットとなるようなカードを刷るのがうますぎる

新規が来たことで、またも既存カードの価値が変化したジェネレイド
どのように立ち位置が変わったのか
一度おさらいしてみましょう

なお、当人はカジュアルでしか使用していないので、ガチ環境のジェネレイドに関しては別の方にお任せします

王 魔法罠

王の舞台

フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を
可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。
このトークンはエンドフェイズに破壊される。

まごうことなき基軸カード
これなくてはジェネレイドは語れません
依存度が高く、しっかりサポートしてあげたいカードです

必ずデッキから出さなくてはダメ
この仕様に、特に最初期のジェネレイド使いほど苦しめられてきました
レベル9ジェネレイドを増やすほど舞台でリクルートしやすくなり継戦能力は高くなりますが、レベル9が手札に来て腐る可能性も高くなっていたのです

また、守備でしか出せないことにより、自ターンに出して攻撃に使うことができない、守備が低い個体が使いづらいという難点もありました
こちらの問題はロプトルによって既に解決しています
新規来るたびにテーマの課題解決していくのは本当に有能なデザイナー
給料上げてやってください

新規実装前はこのカードなしではジェネレイド自体が回せないレベル
新規実装後は、新規2種に頼る事で、舞台に触れない範囲でテーマ内でも1妨害が用意できるようになりました
偉い

王の試練


通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札の「ジェネレイド」モンスター1体を相手に見せ、
デッキから「王の試練」以外の「ジェネレイド」魔法・罠カードを
2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。
その後、見せたカードをデッキの一番下に戻す

デッキに眠っていてほしいレベル9ジェネレイドが手札に来てしまった時、数少ない活かす方法でした
レベル9ジェネレイドを舞台からリクルートできるようにデッキに戻しつつ、同時に2枚のサーチが可能
舞台と罠の組み合わせでサーチするのが基本でしょうか
一応1枚のみサーチも可能です

ターン1があることで複数積みするかどうか悩んでいたこのカード
新規のヴァラのコストにできる事を考えると枚数を増やす選択肢も出てきます

王の支配

永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「ジェネレイド」カードの効果の発動にチェーンして
相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その相手の効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする」となる。

ピンで差しておき、試練でサーチする候補筆頭
1番通したい舞台の効果に対してチェーンされる、あらゆるスペルスピード2の効果を書き換えることができます
モンスターの効果もチェーンで防がれづらくなります
コストが必要なところをどう見るかですが中々悪くないカードだと思ってます

小ネタ
書き換えなのでうららは打てません
また、書き換えたのがセンサー万別など永続罠であれば、通常罠のようにそのまま墓地へ行きます

王の憤激

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターを任意の数だけリリースし、
自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
リリースした数だけ自分の手札・フィールド・墓地から、
リリースしたモンスター以外の「ジェネレイド」モンスターを選び、
対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。

罠でありながらジェネレイドをリリースして発動する点がモンスター達の効果に似てますね
エクシーズ素材を補充し直すという効果です
実はこの効果、補充先がジェネレイドXである必要はなく、VFD現役の時はこれで補充し直したりして嫌がらせができました
ジェネレイドモンスターしか素材にできないことには注意です

今まではジェネレイドモンスターを大量にエクシーズ素材にしたい状況が滅多になく、回数制限効果を引き続き使えるようにする、程度のカードでした
新規X体レイヴァーテインは素材の数まで除去が可能であり、膨大なエクシーズ素材を持つ事に大きな意味があります
大量素材のレイヴァーテインで盤面一掃とかできるので楽しくなりそうですね

王の襲来

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキ・墓地から「ジェネレイド」フィールド魔法カード1枚を選んで発動する。
その後、相手はデッキから1枚ドローする。

舞台限定になったメタバース
墓地からも取ってこれますが、代わりに相手に1ドロー与えます
舞台の起動効果になる1ドローですが、襲来1回分のアドを1ドローで取り返されてしまう事もあるので「つよわい」カード筆頭
試練のサーチ先として1枚採用くらいが良いのかもしれません

王の報酬


永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにトークンが存在する限り、
相手は「ジェネレイド」効果モンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):「ジェネレイド」効果モンスターが戦闘で破壊された場合に発動する。
相手はデッキから1枚ドローする。

オブラートに包まずに言うとゴミです()
トークンいるとジェネレイド効果モンスを戦闘から守るけれど、ジェネレイド効果モンスターが戦闘で破壊されると1ドローあげちゃうよ
って…
高ステータスで元々戦闘でやられることの少ないジェネレイドには、デメリット効果がたとえなかったとしても採用に値しないレベルです
ましてやデメリットまで付いてきたら、流石にサーチできる名称付きでも採用できません
ちなみにダメステでは舞台もハールも起動しませんので本当にただ1ドロー上げるだけです
酷すぎる

王 モンスター

ロプトルを除き全員がレベル9orランク9です
また、全てのモンスターがフィールドに1体しか存在できない制約があります

ハールとヘル、ナグルファーとヴァラの属性が重複
それ以外ではレベル9モンスターの種族属性はバラバラで胎導のリクルートが行いやすい仕様となっています

今まではドヴェルクス以外で手札からは出力することはできず、そしてそのドヴェルクス自体も素引きすると役割が無くなるという本末転倒感がありました
上級が足りなければ継戦能力に劣り、かといって大量採用するほど手札事故に繋がるバランスの取り方の難しいカード達
手札から出力でき、素引きしてもいいというヴァラの実装によって素引きに怯える心配が減ったのはありがたいですね

王の影 ロプトル

効果モンスター
星4/炎属性/天使族/攻1500/守1500
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「王の影 ロプトル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターの攻撃力・守備力は相手ターンの間1000アップする。
(3):自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドの「ジェネレイド」モンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なるレベル9の
「ジェネレイド」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

後発のジェネレイド
自身含めたジェネレイドを、デッキの任意のジェネレイドに変換できます
自ターンではマルデルに繋ぐ事で初動になりますし、新規のヴァラをリクルートすれば、墓地手札のジェネレイドを特殊召喚しランク9を建てる動きも可能です
相手ターンでは、フリチェなのを活かし、相手のデッキをみた上でリクルートを選ぶこともできます
攻撃表示でもリクルートできる点が有能で、舞台の守備で出されてしまうという点を、このカードを経由する事で回避できます
盤面に立ってるだけで攻守1000アップする効果もおまけとは言えない程度に強いです

光の王 マルデル

効果モンスター
星9/光属性/植物族/攻2400/守2400
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「光の王 マルデル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「光の王 マルデル」以外の、「ジェネレイド」カード1枚または植物族モンスター1体をデッキから手札に加える。

場の消費無しで全てのジェネレイドカードに触れられるカード
植物なのでロンファから持ってこれます
ただし、ジェネレイド唯一の植物なので、マルデルがデッキから枯れてしまうとロンファが腐ります
ロンファと合わせて採用する場合には枚数に気をつけましょう

素引きしても新規のヴァラで手札から出しやすくなり、ヴァラと合わせて2枚初動とする事もできるようになりました

轟の王 ハール

効果モンスター
星9/闇属性/魔法使い族/攻3000/守3000
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「轟の王 ハール」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外で
デッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。
相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。
(3):魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは
魔法使い族モンスターを合計2体リリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

後発ジェネレイドのもう片割れ
攻守3000のバランスの良い高ステータスに加え、強制墓地送り、万能無効と使い勝手が非常に良いモンスターです
万能無効は2枚消費なので、自ターンに使わされると渋い印象
墓地送りの方も場合によっては相手の補助になる点は注意しましょう
相手ターンのドローフェイズにとりあえず舞台で出すカード筆頭

炎の王 ナグルファー

効果モンスター
星9/炎属性/獣戦士族/攻3100/守 200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「炎の王 ナグルファー」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは獣戦士族モンスター1体を破壊できる。

最高打点の王ですが、特に初期には全く使われていませんでした
理由は下級にも殴り倒されるその守備力
戦闘破壊への耐性を付与できても、見えてる破壊耐性があるだけ
ロプトルの実装により評価を上げたカードです
ロプトルからであれば攻撃表示で出せるため、自ターンで出せば打点に、敵ターンに出せば羽根などの破壊除去系への耐性をつけることができます
チェーンを組まずに適応されるのもgood
サンボル系のモンスター全員破壊には使えないことは難点ですね

小ネタ
ジェネレイドトークンの破壊は全て同一タイミングに行われます
そのため、複数体のトークンのエンド時自壊をナグルファー1体で肩代わりすることができます

剣の王 フローディ

効果モンスター
星9/風属性/戦士族/攻2500/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「剣の王 フローディ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの、「ジェネレイド」モンスターまたは戦士族モンスターを任意の数だけリリースし、
その数だけフィールドのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、破壊された相手フィールドのモンスターの数だけ相手はデッキからドローできる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

消費分のフリチェのモンスター破壊ですが、その分相手にドローさせてしまうデメリットがあります
デメリット込みで±0の効果なので、ヴァラ達が来る前の今の段階で既に採用優先度は低め
唯一の風属性ジェネレイドなので、鳥獣テーマの使う結界像には強く出ることができます

死の王 ヘル

効果モンスター
星9/闇属性/アンデット族/攻 800/守2800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、
そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、
「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

場のジェネレイド1体を墓地のジェネレイドへとフリチェで入れ替えることができる効果
ヴァラが来たことで役割を取られそうではありますが、トークンで場が埋まってる時にはヴァラは使えないのと、フリチェで蘇生可能な点で差別化できるのではと感じます
蘇生が守備限定な事には注意
また、ジェネレイドの中で最も攻撃力が低いモンスターです

氷の王 ニードヘッグ

効果モンスター
星9/水属性/幻竜族/攻2100/守2600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「氷の王 ニードヘッグ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、
自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは幻竜族モンスター1体をリリースして発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

1体消費で召喚無効破壊の妨害です
コスパが非常に良く、召喚無効なので耐性に影響されずに除去できるのはとても有能
ただし召喚無効のため、先だしが必須な点だけは注意が必要です
幻竜族なのが時たまファンデッキのコンボに使えます

鉄の王 ドヴェルグス

効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻1500/守2500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「鉄の王 ドヴェルグス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを任意の数だけリリースして発動できる。
リリースした数だけ、リリースしたモンスターとはカード名が異なる、
「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを手札から守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果は相手ターンでも発動できる。

消費分、手札からのジェネレイド特殊召喚効果です
何体でも出せるとはいえ、出したいモンスターが複数でなければ、新規のヴァラでいいじゃんになりそうなのがちょっと悲しいところ
ヴァラ来訪前の時点では素引きの王をまとめて素引きケアするカードとして使われていました
本人が素引きダメなのと守備限定なのがヴァラに大きく劣りますね

虚の王 ウートガルザ

効果モンスター
星9/光属性/岩石族/攻2200/守2700
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「虚の王 ウートガルザ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは岩石族モンスターを合計2体リリースし、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

2体消費でフリチェ除外です
カードの種類問わず、かつ除外なのがとても強力
2枚消費の価値があります
後出しで魔法罠含めた任意カードを剥がせるので取り回しが良いカードです

王の呪 ヴァラ


効果モンスター
星9/炎属性/天使族/攻2500/守2500
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「王の呪 ヴァラ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが手札・墓地に存在する場合、
手札から他の「ジェネレイド」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「王の呪 ヴァラ」以外の「ジェネレイド」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

今回の新規1体目
自身が手札墓地のどちらにいても特殊召喚効果を使うことができるので、おろかな埋葬等を合わせる選択肢も出てきます
九字切りなどで落とすのもありですね
実質ノーコストになります
自身の⑵効果をモンスターコストで使った場合⑶効果と合わせてランク9成立です
「ジェネレイド」カードなので腐った魔法罠をコストにできる点も有能
除外制約は即X素材にして回避しましょう

特殊召喚時に手札墓地から別のジェネレイドを出す効果は⑵効果に依存していません
舞台やロプトルで出してもOKです

どちらの効果も表示形式の指定もなければ効果無効にして出すなどもありません
ロプトル1枚初動でも
ヴァラ2500+ロプトル蘇生1500で4000点を削れると考えるとそれだけで破格ですね

永の王 オルムガンド

効果を使う度1枚ずつ素材が増えていきます
単体では妨害効果を持たないため、今まで優先度はかなり下の方でした
フリチェでドローさせることができるカードなので、自ターンに舞台の効果を起動したり、ハールの効果を使ったりといった場面でつかえます
素材化できるのは手札フィールドからで墓地は含めないことには注意

新規のレイヴァーテインによって化け、必須レベルのカードとなりました
例に漏れずこいつも場に1体制限があるので、オルムガンドが既に場にいる場合にレイヴァーテインの妨害は使えません
なんかしらの形で場からどかしてあげたいところ

小テク
アグリゲーターと並べることができるとドロー効果を実質フリチェ妨害として使えます
ヌトス素材にしているアグリゲーターを素材化し、墓地に行ったヌトス起動
新たに素材化したアグリゲーターをコストにして素材化効果を使い、アグリゲーターで1無効

影の王 レイヴァーテイン

エクシーズ・効果モンスター
ランク9/炎属性/天使族/攻2500/守2500
レベル9モンスター×2体以上
(1):「影の王 レイヴァーテイン」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。
(3):自分・相手ターンに、X召喚したこのカードをリリースして発動できる。
EXデッキから天使族モンスター以外の「ジェネレイド」Xモンスター1体を特殊召喚する。
その後、このカードが持っていたX素材の数まで、自分または相手の、
フィールド・墓地のカードを選んでこの効果で特殊召喚したモンスターの下に重ねてX素材にできる。

今回の新規2枠目です
ロプトル君の進化形態かな?
効果は自身をリリースし、その素材数まで自分・相手の墓地と場から素材化です
フリチェ・対象に取らない・X素材化という、どう考えても破格の除去
自身の墓地からも選べるのも便利で、アグリゲーター・ヌトスなどを複数回使いまわせます
フリチェなのでバトルフェイズ追撃もできますね
自身2500で殴り、効果使用で2素材オルムガンドに変換、オルムガンドの効果使用で3素材になり3000打点
こいつを立てるだけで5500のダメージを与えることができます(ついでに2枚除去)
進化前同様おまけの攻守変動も普通に強い

テーマ外関連カード

テーマ外で採用されうるカード等の紹介と解説です

召喚権を使うカード達

ローンファイアブロッサム
マルデルリクルート専用職人です
デッキ内にマルデルが残っていなければ肥やし
フリチェかつマルデル以外にもアクセスできるロプトルには流石に劣りますが、1枚初動としてとても有用

惑星探査車
こちらは舞台専用サーチ
ロンファと比較した時、デッキ内の状況に左右されない代わりに盤面には何も残せません
胎導の存在を考えるならロンファ優先です
γが制限ではなかった頃はγの当てどころとして有能ではありました

失落の魔女
「禁じられた」カードのサーチを行い相手ターンにロプトルを経由してレベル9ジェネレイドにアクセスが可能です
「禁じられた」カードにより1妨害は敷く事ができますが、そのターン中に舞台やランク9に繋がらないのがかなり渋いです

宣告者の神巫
下記手順で
トリアスヒエラルキア素材のレイヴァーテインとワルキューレセクストを並べることができます
舞台がある時限定で非常に強力
とはいえ、舞台1枚のパワーが非常に高いために、そちらにアクセスできないという点はネックです
舞台が無い時はレイヴァーテインの1妨害止まりです
また、トリアスを既に引いてる際、ヴァラを落として展開に使うこともできるようになりました

神巫efトリアスヒエラルキア墓地
トリアスef神巫リリースss
神巫efワルキューレセクストss
セクストefワルキューレシグルーンss
トリアス+シグルーン→レイヴァーテインss

素引き不可はセクスト・シグルーン

スクラップリサイクラー
下記手順で
レイヴァーテイン+舞台+トリアス+IPマスカレーナ
を用意することができます
不純物を多く入れる必要があるため、採用するならば必然的にスクラップジェネレイドになるでしょう
リサイクラーにアクセス可能な札全てが初動となるため安定感は非常に高いです
誘発耐性が大きく落ちるのは難点

リサイクラーef
オライオン、ジェットシンクロン、ローズニクスのいずれか落下
落としたモンスefリンク数増加
スクラップワイバーンss
ワイバーンef
リサイクラー蘇生+リサイクラー破壊
ワイバーンef
スクラップゴーレムss+ワイバーン破壊
ゴーレムefリサイクラー蘇生
リサイクラーef星遺物『星鎧』墓地
ゴーレム+リサイクラー→リイヴss
リイヴef星遺物を継ぐものセット
継ぐものefゴーレム蘇生
ゴーレムefリサイクラー蘇生
リサイクラーef機巧蛙墓地
機巧蛙ef星鎧蘇生
星鎧ef星遺物の胎導サーチ
リイヴ・リサイクラー・星鎧除外
→融合トリシューラss
トリシューラ対象胎導efマルデル・トリアスss
マルデルef舞台サーチ
マルデル+トリシューラ→レイヴァーテインss
ゴーレム+トリアス→マスカレーナ

レベル9

トリアスヒエラルキア
メインフェイズにフリチェで天使族をリリースして出すことができ、リリース数に応じた追加効果を持つカードです
ジェネレイドトークンが天使族のため、追加効果を使用したければ相手ターンに出すのが基本
墓地からでも効果を使えるため、九字切りのコストにもしやすく、胎導からリクルートして墓地に置いておくなどもオススメです
ただし、マルデルとは光被り、ヴァラとは天使被りで場に出したい・出しやすいレベル9とは噛み合わないのが難しい所です

また、ヴァラに対する無効誘発はチェーントリアスで逃がして回避できることは覚えておきたいですね

ランク9

エンタープラズニル
X素材化での除去を行うレイヴァーテインと比較し、こちらは本体が処理されても再利用を阻める除外で処理できるのが魅力です
ハンデス効果なども場合によっては有用

ハイペリュトン
基本的にはモンスター効果無効と考えるべきカードです
魔法を素材化できるならば、モンスターと魔法への無効が用意できるためそこそこ有用ですが、墓地に魔法を用意し、魔法効果を使用する、の両条件を先行1ターン目に用意するにはなかなか難しいです

また
素材補給効果は自ターンのみ
無効効果は相手ターンのみ
になってるのが致命的
ニビルケアさせてください…

このカードも墓地のヌトス、アグリゲーターを拾って使い回すことが可能です

メテオロジックアグリゲーター
EXから墓地落とし
自身の素材を墓地のモンスターと取り替え
墓地送り時の効果無効
の3つを持ちます
ヌトスを落として除去などが可能です
妨害として使うには、本体を墓地やエクシーズ素材で盤面から剥がす必要があります
なお、サイバース族のためにジェネレイドのリリース先としては使えません
ヌトス、本体共にレイヴァーテインやハイペリュトンで使いまわせるのは魅力ですね

また、VFDが禁止になっている今、唯一の素材2体で出せる闇属性ランク9です
ペインゲイナー、セブンシンズと繋げることができるので、EXに空きがあれば合わせて採用してみても良いでしょう

魔法-レベル9関係

九字切りの呪符
レベル9verのトレードインです
なお、捨てるじゃなく墓地送り、かつターン1があります(トレインずるくない?)
墓地効果持ちのヴァラ、トリアスをコストにできると美味しいですね
今まではドロー加速させると手札にレベル9が来て扱いに困る点が難点でしたが、ヴァラによってその問題もかなり解消しています

星遺物の胎導
レベル9を手札から出す
or
レベル9を対象に、種族属性共にそれと違うレベル9を2体デッキから出す
のどちらかを使えます
特に後者の効果が、レベル9だからこそ許されているパワーである印象を受けますね
デッキから出す方には攻撃不可、自壊効果がありますが、そのままエクシーズ素材にしてしまえばよいです
どちらの効果でも、モンスター効果を無効にしないので、マルデル、ヴァラの効果をそのまま使用可能です
また、トリアスを墓地に置いておく手段としても優秀
速攻魔法なので、相手ターンに使い妨害数を増やすこともできますね
自壊処理をナグルファーで肩代わりして維持することもできますが、攻撃不可と破壊の制約はターンを経ても残り続ける点に注意

魔法-ドロー強要系

相手にデッキからカードを加えさせるカードは、自ターンに能動的に舞台の効果を起動させることができます
相手にドローさせることにより、誘発引かれたりするリスクには注意が必要

暗黒界の取引
手札断殺
手札抹殺

互いに捨てた枚数分ドローするカード群
ヴァラ、トリアスを捨てれば墓地効果も活かせます
ただし取引、断殺は相手が好きに選ぶことから不要なカードや墓地効果持ちを選ばれて手札の質が上がる可能性が非常に高いです
手札抹殺は選択の余地がないですが、やはり墓地効果持ちがあると困ります
ご利用は計画的に

運命の一枚
指定の1枚とランダムな4枚の中からランダムに1枚を互いに手札に加えるという効果
1/5の確率でしか指定のカードを引けないため、ほぼドローと同じくらいの価値で考えた方が良いです
このカードの強みはあくまでドローではない事
金満で謙虚な壺と合わせて使える舞台起動カードです
加えたカードが知られてしまうのはご愛嬌

墓穴の道連れ
こちらは自分もリスクを負う代わりに、相手にリスクを負わせるというドロー強要カードです
自身は使いたいカードを伏せたり場に出したりしてリスクを軽減し、相手の手札5枚から1番困るカードを抜くことができます
自分の手札をトリアスなど墓地効果持ちのみにして使えばほぼノーリスク
1枚ドローこそされますが、手札5枚で最も強いカードとデッキトップを比較したら、高確率で前者の方が強いです
相手の手札の質を悪化させられる点で有能です
舞台に対する致命的なカードを飛ばして優位に試合を進めましょう

魔法-その他

おろかな埋葬
今まではトリアスを墓地に落とす程度しか役割を持たなかったおろ埋ですが、ヴァラの実装により、任意の王モンスターとおろ埋の2枚で初動とすることができるようになりました
積極採用しても良いと思います

金満で謙虚な壺
強欲で謙虚な壺

ドローではデッキの上級が減り、手札に使えない上級が溜まる
ということでジェネレイドには好んで使われていたカードです
強欲で謙虚は自ターンの展開を放棄するので、自ターンの動きが増えたこれからのジェネレイドには優先度下がりそうですね

メタバース
相手のドロー・サーチ効果にチェーンで舞台を張るのが主な仕事です
ドロー・サーチ効果が一つもない相手には1ターン遅いテラフォですが、それらが1つもないことや、ドロー・サーチなしでワンキルされること、どちらも滅多にないことなので割り切って良いと思います
ターン1がないこと、羽根系に対しては手札に加える方を選択できることも偉いですね
今年に入って制限→準制限→無制限と枚数増えてるので、ジェネレイドデッキ放置してた人は見直してみましょう

天威無双の拳
トークンがいるとき限定でノーコスト万能無効です
1番通したい舞台のドローフェイズ起動時には使えないのが難点です

デッキ例

カジュアル構築です
今まで組んでも事故率が高くなるだけだった純度の高いジェネレイド構築が組めて感無量

先行盤面の優先度は自分なら以下の通り

①舞台
②レイヴァーテイン
③支配(舞台前提)
④アグリゲーター(レイヴァーテイン前提)
⑤トリアスヒエラレルキア

しかし、純構築だと後手捲りが依然課題ですね…
ジェネレイドらしさを崩さずに改善出来るか模索していきます

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