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破械考察 -大会構築備忘録-
今回は実戦を通して得られた構築論をつらつらと書き連ねるだけの記事です
随時更新にする予定ですがやる気次第
構築論
想定対面
ピュアリィ、斬機、クシャ
ラビュリンス、VS、R-ACE
大会用固定枠
全ての構築において、まずここから考え始めた方が良いだろうという雛形です
十分調整し終わったな感があるので大きく変更することはないかと思います
記事コメントやTwitterでの異論は歓迎
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メイン
・増殖するG
特殊召喚しないテーマが3割超えるみたいな気持ち悪い環境でない限りは3積みで考えます
通れば止まってくれやすく、通らない場合には破械が重いうらら墓穴を吸ってくれることから1:1交換以上の仕事が期待できます
・灰流うらら
増殖するG対策として必須
Gに対する止まりどころがないわけではありませんが、2枚初動テーマの宿命として手札の汎用比率があまり高くありません
先行展開への妨害にもなるのでどんな構築でも3積みから考えたいところ
・デスガイド
破械唯一の完全1枚初動です
一見誘発受けが悪いように思えますが、ガイドが絡む2枚初動時には破械2枚初動と異なる誘発をケアできるなど、極端に誘発耐性が落ちるわけではありません
(私も初めは勘違いしていました)
安定のため3積みから考えたいカードです
・魔サイの戦士
ガイド1枚初動で使用するカードです
こう見えて素引き時に全く仕事しないカードでもなく、特殊召喚効果持ちの破械と合わせて展開を始めることも可能です
複数積む意義は薄いので1枚から考えます
・サラマ
初動としては被破壊側にしかなれませんが、1枚を2枚にできるカードとして展開ではまず経由したい筆頭です
素引き時に展開に支障が出ることから2枚必須としていましたが、素引きしても展開への影響が軽微になることが展開ルート精査で判明したので必須枠は1枚です
増やす事でリソース面が強化されます
・ラキア
被破壊時側、破壊効果側の両方として使えるカードですが、サラマやガイドとの合わせ時に使用できない点がやや渋いカードです
そのため必須枠としては2枚としています
3枚にするとリソース面と初動の安定性が向上します
1枚はデッキの破械が極端に減ってリソース勝負ができなくなるので推奨しづらいです
・アルハ
被破壊側、破壊効果側として2枚初動に組み込めるカード
初動安定兼デッキリソースとして問答無用3積みで考えましょう
・シュヤーマ
手札に来ることさえなければ最強のカードです
バックに触れつつ展開を広げることが可能で、墓地効果による蘇生も1枚から2枚に繋がる効果
デッキに戻るためリクルート先の確保
と素引きリスクを呑んでても必ず入れるべきカード
1枚を使い回すので2枚目は大会用では入れません
・シャバラ
アルハ同様初動安定兼リソースです
展開ルートによってはシャバラ複数使用すら視野に入るので3積み必須です
誘発の裏守備セット、テーマ外魔法罠セットを割って出すこともできるので全く使えない場面は稀です
・禍霊
奪取リンクでの捲りも有用ですが、それ以上に被破壊時の蘇生効果が強力です
入れておくことで誘発や捲り札ケアが安定します
1枚は積みたいところですが、シュヤーマ以上に素引きゴミなので大会用では1枚のみで良いでしょう
・雙極の破械神
メインデッキ最高打点と対象に取らない除去が優秀なカードです
ワンキルに妨害と活躍できるので1枚は必須として考えましょう
2枚に増やすとリソースや誘発貫通力がやや向上します
素引き確率も上がりますが、素引き時に使用する際には手札消費が重くなるので注意が必要です
3枚は手札が上級ばかりになる事故が怖く、あまり推奨しません
・金満で謙虚な壺
事故率軽減のため
ゴーキンを積む選択肢も無くはないものの、手札1枚増えてもシーザーやヤマがなくなってしまうアド損の方が基本的に大きいと考えています
・雙王の械
任意破械サーチ+被破壊側である最強カード
問答無用3積みです
3枚入ってない破械の構築済みデッキ出してるところは信用に値しません
・慟哭
名称ターン1の魔法罠を散らす役割が主
械やシャバラから持ってきて後手ワンキルの範囲を広げる役割にも期待できます
複数積むメリットがあまりないため大会構築では1枚が基本
直近ではR-ACEのリインフォース付与済みモンスターの処理に有用です
0枚にもできますが個人的に1枚を推奨します
・罠雙極
唱導の隣に添える破械名称として最適
他で動ける際はあえて使わずに残しておき、墓地除外から逃げる際やニビルケアしてバトル中に出すなどで使いたいカードです
1枚は必須
2枚目があるとリソース確保や小回りが効くようになります
3枚目は大会用だと個人的に不要
・唱導
わかりやすい妨害用カード
先行展開で最後に構えるのに最適です
展開を止められるor止める際に握っていると嬉しいので2枚以上は積みたいです
EX
・ラギア
先行で建てる妨害として
ニビル貫通ルートでは2枚使用するため固定は2枠から考えたいところです
シャバラ+悪魔以外の2体からも出せる事は覚えておきましょう
・ヤマ
基本自ターン毎に1枚使用と考えて2枚が固定枠
1枚だと先行取った際のキルターンの動きに支障が出やすいです
3枚目はEXデッキを削るデッキへの対策や3ターン以上長引く相手を想定して入れます
・デスキャスター
以前の構築では入れていませんでしたが、取り回しの良いカードとして入れるべきだと感じたため1枠固定枠に変更
特にガイド込2枚初動の際のドロバ下で有用です
2枚使うことはまずないので1枚で良いでしょう
・アルバ
自ターン奪取リンクとして使用したいので1枚は必須
2枚目以降は複数ターンに渡って使いたい場合に便利です
3枚目に関しては入れずに他カードを優先したい印象
・トロイメアユニコーン
ラギアからの奪取リンク先として
手札コストこそ重いですが、デッキバウンスが強力なために固定枠として1枠確保しておくことをお勧めします
2枚使用することはまずありません
・ライゴウ
悪魔リンク4の奪取リンク先として
自陣を割れる効果を利用して後手ワンキルに活用する他、低速や罠ビ相手時のビートも有用です
2枚使用することは稀なので固定枠は1枚です
・サロス
耐性持ちを吸収できる悪魔リンク
悪魔縛り下で3000超えの打点を出しづらいため1枠固定としておきたいカードです
先行展開時や使わなそうな相手には壺コストとしてしまって良いですが、無いと詰む状況も多いです
・シーザー
先行妨害として1枠
シャバラ初動時にアーゼウスになり、妨害を踏んだのち再展開して蓋をするために2枠
また先行時に1体目を使い切っている場合に、ニビルケアとして建てるためにも2枚欲しい枠です
・アーゼウス
全体墓地送りで破械の苦手な耐性を流せるため縛り下で出せないとはいえ採用したい枠です
固定枠とするか諸説な可能性はあります
構築例
悩み途中な枠も含めて構築例の紹介
固定枠から増やしている部分のみを解説します
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109929261/picture_pc_476d7b6c3be8537521d539f8241215f2.png?width=800)
うごご…
メイン
・ドロール
Gケア兼誘発として使えるカードなのでメインにも1枠採用
誘発として使える対面の分布が減る認識のため、手札で腐ることを防ぐために2枚をサイドに落としました
増Gを通したらほぼ負けとなるような対面に対しては、誘発としての役割がなくともサイドから3投することを検討します
・しぐれ
今期はR-ACEを意識して無効多めのメインを考えています
ヴェーラーと比較し、自ターンやマクロ下で撃てる点を評価してしぐれをメインデッキに採用
バーンにより次ターンのキルが縮まる点も偉いです
同名ターン1を考慮し2枚目の採用は行なっていません
・ 墓穴
誘発対策として
相手ターンにも動くことの多い破械では次ターンにも無効が持続する点が美味しいです
アトラクターを止められる点も優秀で最大枚数としています
・抹殺
墓穴と近しい役割として採用
制限カードなので、抹殺で飛ばすためだけのカードを採用する必要は薄いかなと思います
・罠雙極
リソース等を考えて2枚欲しい場面が多いと判断
他カードの引き確率を1%未満だけ下げて入れるなら許容範囲と判断して41枚に
抜くならおそらくここから
・唱導
破械魔法罠を増やしたいと考えた際に
Gの止まり所を増やせる、永続罠などでの積みを素引きで回避できる等の役割が期待できるので唱導3積みとしました
個人的に罠雙極2枚目より優先度が高いです
・泡影
三戦マクロにかからず、複数引きが腐り辛い、後引きでも仕事する
という汎用性に期待して3積み
・リブート
メインから罠対面に対して強く出る事ができるカードとして
流行りの泡影(特にシーザーに当てられるもの)を弾けるのも良いかなとお試し採用
参戦の才と迷い中の枠です
とりあえずは他でケアできない罠をケアできるこちら優先してみます
EX
・アルバ
相手ターンに唱導を使用可能なまま奪取リンク先とできる他、R-ACE対面での先行で使うなどが考えられたので2枚に増やしました
・アクセスコード
打点ではなく着地時のチェーン切りのみを意識して採用している枠です
どう言う対面に使うかはまだ練られてないので抜ける可能性も十分にある枠です
・デスマキナ
アーゼウスに繋ぐ際、アーゼウスの素材を4枚にするために採用
シーザーに重ねて妨害として置いておくこともできますが、基本的にはシーザーのまま使いたい対面がほとんどです
役割が薄いと感じているので入れ替える可能性があります
サイド
メインの無効系に加えてドロールクロウで誘発必須な対面は見る事ができると判断
残りは低速対面用や先行札に回しています
・ドロール
先行で多重サーチしてくるような対面へのメタ
特に積みたいカードのない対面での増Gケア
として3投したくなるように思ったのでサイド2枠使いました
・クロウ
主にティアラメンツ意識
後手を貰った際に優先して入れ替えます
深淵の獣と悩みましたがアダマシア等の他テーマも併せて見る事ができる点を重視してクロウ3としました
・羽根
罠ビ系の対面でイージーウィンが期待できるカードのため無条件採用
R-ACEに対しても積む予定でしたが、型により効きが薄いようなので要検討中
・号
通常罠と通常魔法の双方に触れることができるカードとして
破械の場合テーマ内にも触れられるので強力なカードです
汎用性は高いですが相手依存なのとターン1を考慮し1枚に落としました
・才
先行札として採用する場合にはハンデス
御手札として使用する場合はコントロール奪取
で使うことの多いカードです
魔法無効を構えないテーマに対して特に強力な捲り札であるため採用
・紅蓮の指名者
最近後手の才などから捲られること多いなと感じたため
ハンデスもさることながら、破械のように妨害の打ち所が勝敗に大きく影響するテーマにおいてハンド全閲覧が強力であると感じます
刺さる札が分からない対面での先行札として号と合わせて雑に差しときゃ良いのが悪くなさそう
号で持ってこれるし1枚採用でお試しします
・拮抗
R-ACEが対抗策を練り始めた
他に想定していたクシャトリラや神碑が新制限でいなくなった
等で枚数減らして良いと判断
1枚はあると号で触れることもできるのでとりあえず1枚から様子見します
・異次元グランド
ティアラ筆頭に墓地利用テーマへの先行札として
破械魔法罠は墓地へ行くし、X素材のシャバラシュヤーマも墓地行くので自陣の阻害はほぼせずに済みます
拮抗や羽根に強いのも良い
お試し採用です
・障壁
ピュアリィやエクソ、烙印、シンクロン等
一部の障壁のみで止まる対面を想定
分布として減ってきている体感なので1枚で足りるかなという想定です
・群雄割拠
ティアラや烙印対面で有効に使用できるカードとして
副次的に壊獣ニビルがケアできるようになるのも美味しい
先人が好感触だったそうなので体感してみる予定です
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