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【参考書レビュー】高校英文法14日間完成 効率特化型問題集 Agile 300

大学入試対策、英文法の土台作りや最終確認を14日間で終わらせてみせんか?



雑感

岡崎先生といえば、動画でわかる英文法が人気ですよね。

あと、youtube登録者11万人すごい人気ですね。

そんな先生の新作です。正直あんまり期待していなかったんですけど、読んだら意外と工夫がされていて良い本だったなという印象です。

何が良かったというと、たしかに効率特化型になっていたからです。ここらへんは内容、特長などで詳しく話します。まあとにかくさくっと終わらせられそうな感じがよかったです。

ここでは14日完成と書いてありますが、1周だけするならもっと早くできそうですね。


Agileといえば、SEの人なら「アジャイル開発」なんて言葉を聞いたことがあるのでイメージしやすいですが、「機敏な」という意味の単語です。その名の通りの参考書って感じです。

ちなみに読み方は「アジャイル スリーハンドレッド」でした。数字が英語なんですね。

内容、特長

+chapterは2つで「「単元横断型」英文法力診断テスト」「「単元網羅型」精選の300問」、あと「コラム」で構成されています。また、英文法のポイントがまとまった別冊(64ページ)がついています。

+最初に分野がランダムに配列された60題の英文法の問題が載っています(「単元横断型」英文法力診断テスト)。これを解いて、苦手分野をあぶりだすようにしています。

+次に、chapter2は全部でLesson60で構成されており、1Lessonで5題の問題が載っています。1Lessonが少ないので、サクサク進んでいる感覚になります。レイアウトは一般的な文法問題と同じで、見開き完結型で左に問題、右に解説のような感じになっています。

+問題は、2021年から2024年の4年間で出題された問題を分析して必要だと判断した問題をピックアップしているようです。

+レベル感は日東駒専~GMARCHかな。GMARCHの上位レベルではないかなー。すごーく難しい問題というより基礎的な問題が集まっているイメージ。あーはいはいこれねって問題。

+問題は4択とは限らず、2択、3択になっている場合もあります。これによって無駄に考える時間が減る構成になっています。ただ、これは難しくて2択で解けたからといって本当に理解しているのかは問題によって違う気がします。また、学んでほしい内容を使わずに解ける問題もありましたので、そこには注意。

+また、各Lessonの上には「Quick Questions」といういわゆる1問1答が数題用意されています。

+解説は動画でわかる英文法みたいな感じです。もう少しシンプルかもしれません。シンプルすぎてわからない人のために、Youtubeで直接質問できるそうです。

+音声は本にはついていないようですが、人工音声で作ったそうです。奥さんがほとんど作ってくれたそうです。また、概要欄からダウンロードできますね。

ねこちゃんの名前は「マリー」と「ニコラ」だそうです。

+Youtubeに著者本人の動画解説が現在アップされはじめている(9/9日現在はLesson02)。今回は動画の方が詳しいです。

どんな人にオススメ?

この本は、すぐできるので軽くもう1冊復習として問題をやりたい人にオススメです。また、分野別の参考書が終わった後に「力試し」+「補強」としても役立ちそうな感じがしました。

今は、分野別 → ランダム問題の流れですが、その間に「プラス」しても良い感じの参考書だなと感じました。無理にやる必要はないけどね。また使い方は本書に載っているのでそれ通りやったら良いと思います。

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