見出し画像

受験までに1年あるという嘘に騙されないために

受験勉強をスタートさせるのがもっとも多いのは4月からではないでしょうか。なぜ4月からスタートするからといえば、1年前だからと答える人が多くいます。本当に1年前なのでしょうか?

公募や推薦は11月から12月がピークになります。共通テストは1月です。そして、2月から一般入試が本格化します。

そうです。4月に受験が始まるわけではないので、全然1年前ではないのです。

次に、過去問をするタイミングです。基本的には10月からぼちぼちする人が多いのではないでしょうか。過去問をするためには基礎の知識は必要です。

つまり、10月までに基本的な受験勉強を終えていなければならないのです。そう考えると一般入試の人は9か月なんです。

参考書の内容は覚えたらすぐ使えるのでしょうか?無理ですね。必ず演習が必要なんです。だから定期テストみたいに、テスト前までに仕上げるとかではなく、ずいぶん前に基礎的な内容を終え、過去問で演習する期間が必要なんです。

参考書は9月まである程度カンペキにして、過去問を通じて仕上げていくものです。それなのに、9月までに終えられないペースでする人がすごく多い。たぶんこのことを知らないからなのでしょう。

最後の話です。1年間勉強できると考えたくなりますが、実際は、そんなにできません。まず、睡眠で24時間の1/3なくなります。学校もあります。宿題もあります。定期テストもどうせやるのでしょう?行事もあります。スマホの誘惑に負けて時間が溶けます。やる気がないと勉強できなくて、何もしていない時間もあるでしょう。

みなさんが考える1年の感覚と実際に過ごす1年の勉強時間はぜんぜん違います。ここを勘違いしてはいけません。まじで時間が足りません。多くの受験生が何を後悔しているか知っていますか?「もっと早くから始めていればよかった」だそうです。時間は戻ってきません。それに早くに気づいたもの勝ちです。

受験はフライングが許されています。高3になってからと言わず、先にスタートしましょう?

サポートされたお金は英語の教材に全部使います!よろしければサポートお願いします!