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【参考書レビュー】語順でシンプル 英語文法マップ


雑感

 NHKラジオ英会話は、1年間の内容をまとめたものを基本的に出します。この本は、その2021年度版だと思ってください。

 大西先生は、英語は語順だとずっと言ってきて、その配置のルールをまとめたのが英語文法マップ。そのマップが一番最初に載ってあり、読み進めると、たぶん….そのマップの意味がどんどん分かってきます。

 この本では、大きなルールとして「基本文型」「説明ルール」「指定ルール」の3つの主な領域と「配置転換」を学んでいきます。英文法を大岩先生流にシンプルに体系化した形が載っています。これの感覚がわかれば、英語の文法がかなりシンプルに感じるでしょう。

   実は、この「基本文型」「説明ルール」「指定ルール」というのは、英文解釈の基礎になります。ある種、文型と修飾関係を把握するのが英文解釈の1つの側面になるので、ここで、しっかりと学んでおくと実は、後になって活きてきます。実は、最後に載っているEssence of the English systemはいわゆる、英文解釈の識別についてやっているんですよ。

 全部でchapterは11個あり、細かい章は179個あります。かなり多いですね。524ページなんでかなり分厚いですね。

 基本的には、最初にキーセンテンスがあり、その後に解説、次に例文がある形になっています。もちろん音声がダウンロードでき、後ろにキーセンテンスが一覧が載っている箇所があるので、復習にも便利な作りになっています。

 ただ、結構ボリュームがあるので、もう少しシンプルにしたこちらもオススメです。というか、こっちのが好きです。264ページで半分くらいになっていますね。しかもこっちはカラーで見やすい。



他の参考書

 こちらが2018年度をまとめた本

 こちらが2019年度をまとめた本

 こちらが2020年度をまとめた本

こちらが2022年度をまとめた本です。ラジオ英会話ではなく、英会話定番レシピの本です。

これだけの素材があればたくさん練習できますよ。

もっと詳しく!

 もっと詳しく知りたい人は、やはりこちらでしょう。688ページでかなり分厚いですが、その分大西先生の英文法をしっかり味わえる話すための英文法大全です。高校生なら1週間から10日で読破しなさいと書いてあるかなり鬼畜な時間設定ですが、まあ文法は短期間で終わらせるのは完全に同意です。
 ちなみに索引はついてないのですが、あまりにも要望があったのでダウンロードできるようです。
 


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