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MetaOasisの特徴とは?-Part2


MetaOasisが開発したNFTの相互接続(NFTs interconnection)MNP30プロトコルについては”Part1”の最後に軽く触れたので、この記事ではこの2点を紹介する。

NFT産業とGamefiは急速に発展したものの、ユーザー体験とゲーム内アイテムに関して言えばNFTの連携と相互接続が未だ実現されていません。その理由は、基礎となる技術原理とゲームアプリケーション層において、これを解決しインフラとアプリケーションシナリオを接続する実現可能プロトコルが欠如しているためである。もしとあるゲームが現在の環境でサードパーティのNFTと互換性を持たせたい場合、パラメータ間のマッピング方法、外部NFTの利用設定方法、NFT移行方やNFTに互換性を持たせる方法、外部NFTがローカル経済システムへ与える影響の評価方法と、それらのバランスの取り方や解決方法など、多くの問題を検討する必要があります。要するに、NFTがプラットフォームをまたぐ際にサポートする、効果的かつ体系的なソリューションがないことです。

MetaOasisチームは、業界が取り組むべきMNP30(下図に示すMetaOasis NFTs Protocol 30)という完璧なソリューションを設計しました。MNP30は、プラットフォーム間でのNFTの統合を3つのレベルで実現します。

Layer 1(MNP301)-完全に相互運用可能なレイヤー。同サービス内における互換性のある2つのゲームと同様に、NFTシステムを共有する。パラメータと所有権は完全に互換性を持ち、同時に使用する場合を除き、1つのNFTが2つのゲーム間で、追加コストなしに自由に使用することが可能です。このレベルの統合は、設計段階で深く結ばれた2つのゲームに適用されます。

Layer 2 (MNP302):慣行的に相互運用が可能なレイヤー。MNP302のデータ仕様に従って設計されており、NFTのゲームパラメータをゲストゲームの価値システムに容易にマッピングすることができます。また、経済的分配メカニズム(the economic sharing mechanism)により、各プラットフォームの収益と経済システムのバランスを確保します。

Layer 3(MNP303) — 名目上の相互運用性レイヤー。インターフェースプロトコルを通じて、NFTをアイテム(peripheral props)、装飾、スキン、バッジ、称号など、数値システムに影響を与えない周辺アイテムとしてゲームにマッピングすることができます。

MNP30プロトコルの3つのレイヤーを通じて、豊かなNFTフローシステムを構築します。今回、MNP30プロトコルは、ゲーム間の垣根を取り払い、Web3の繁栄的なエコロジーを構築するための共同的な繁栄を目指します。

原文記事:


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