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べきべきおばけ

子育てにひそむべきべきおばけー一人目育休中

こうすべき、あーすべき、こんな思考法にとりつかれていることが子供ができてからすごくあった。

例えばこんなケース。

「(登園時)●時までに家をでなきゃ」⇒「会社に迷惑をかけてしまう」

「野菜をたくさん食べさせなきゃ」⇒「子供の健康に影響があるかも」

勝手にこうすべきあーすべきで頭がこりかたまっていて、その思考の裏側を振り返ると「本当に?」ということばかり。

二人目育休前の登園時は常に時間との闘い。会社にも迷惑がかかると思って、何時までに家をでなきゃ、子供をせかさなきゃと思っていて泣きながらの我が子を抱え込みながらの登園の日々。子供もえんえん、私もいらいら。でもある時立ち止まって、迷惑がかかるかもと思っているのは勝手な思い込みで本当は「子供がいたら時間通りに動けない。と思われたらどうしよう」という他人からの評価を気にしているだけでは?自分のことばかり考えてない?と思い子供にすごく申し訳ない気持ちになった。「あかん。今のままでは子も私も会社も保育園にもハッピーにならない!自己開示しよう!」と、登園時に想定されること(予定どおりに出勤できない可能性)を伝え、その分仕事終わりもフレキシブルに対応すること、仕事にはコミットしたいことを伝えた結果、登園時に泣くことはあれど心の余裕を持ちながら笑顔で出勤前の登園を乗り切ることができた。

子どもの食事だって同じこと。初めての子育てでは、これを食べるべき、これは食べさせてはいけないを気にしすぎて結果食べないとどっと疲れてストレスフルに。そんな時、夫がお菓子を子供に与えて二人でニコニコ食べている姿を見て、健康を害してほしくないから食べてほしいという私の欲求は夫も同じ。私はこれだけ考えてるし努力しているから「食べる」ということで承認してほしいという承認欲求の塊の表れなのでは?と思い、食べ物の中身より何より親の笑顔で一緒にわきあいあい食べること以上に最高の栄養はない!と気づき笑顔で一緒にご飯を食べられることを一番に(もちろんある程度栄養は考えながら頑張りすぎずに)ご飯を考えられるようになった。

でもやっぱり根深いべきべきおばけー二人目育休編

そして二人目育休の今。

育休中はスキルアップしなきゃ⇒一人目育休中の後悔はしたくない!やりたいことをやりきりたい!

と思いながら勇んでいたけれど、現在産後2カ月半。頭と体がついていかない日々に悶々とする日々。あれもしたいこれもしたい、でも体がついていかない。メンタルは3年前に比べ物にならないくらい楽だけれど体力はびっくりするほど落ちている。そんなとき、昔カナダで出会った大切な人からのメッセージ、「自分を肯定してヨシヨシしてあげてね」と。そうだった!自分が自分を愛でなければ産後の肥立ちなんて回復しない!体力が落ちている自分もやりたいことがやれていない自分もそんな自分を受け入れてヨシヨシしてあげようと。

「ご自愛」大切!

ビジネスシーンでよく使っていた言葉「ご自愛ください」

あんだけ使ってたのに自分に向けたことがないなんて!

計画通りに進まない、思い通りにならないからだ、それが子育て!一人目育てていたのに今更気づくなんて。やっぱり子育ては「喉元過ぎれば熱さを忘れる」だと改めて実感。だからこそ、赤ちゃん子育てママ向けに伝えたいことやりたいことはいっぱいある、、、(また欲望が、、!)けど「眠る」「食べる」をしっかりしてreadyな状況になるまで待つこともスキルの一つとして自分をヨシヨシしながら「今」の自分を愛でながら過ごそうと思う今日この頃です。

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