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3歳息子と結婚前の私の共通点に気づいた話

3歳息子の食べない食べない騒動

最近の息子の「食べない食べない」騒動。

そんなときよく夫は息子に「食べないと大きくならないよ」と声がけをして、根気よく食べさせるようにあの手この手で息子と関わっている。

私より根気強い夫の息子への寄り添いは、有難いし私自身もそのかかわり方を学んでいる。

根気強いかかわり方に感謝している一方で、この言葉がけを聞きながら「息子にとってはひびいてないんだろうなー」とぼんやり思いながら、ふと息子と私の共通点に気づいたことがある。

それは、「先のことなんて考えられない」ということ。

先のことなんて考えられない

私は今でこそ結婚し子どもを持ち、先のことを見越して行動計画をするようになった、と思う。

けれども結婚する前は、常に「今」のことばかり考えていた。

大学進学時も就職をするときも休職して留学をするときも、常に「今」どう思っているのか、その今の想いに従って決断をしてきた。先のことなんて考えられないし考えなきゃとも思っていなかった。

一方、息子もきっと同じ。

「食べないと大きくならないよ」って言われても、「息子にとっては知らんやん、「今」が大切なの!」と思っているだろうな、と思う。

今食べたい、そんな先のことなんて考えられない、とりあえず今この欲求を満たすことがとっても重要なのだと。

30代前半まで私のこの計画性のなさ、自分の想いに従って行動する性格は子どもの本能むき出しのまま生きてきたということかと、しみじみと。今先のことを考えるようになった自分が昔の自分を振り返ると、あの時の私、壁にぶちあたりまくったけどそんなあなた好きよ、という気持ちにもなったり。

いい大人になっても、先のことなんて考えられなかった母だから、あなたもそんな先のことなんて考えられないよね、と思いながら今日も「食べない食べない」息子を見ながら、「まー元気に笑顔でいたらお互いいいよね」と思う食卓です。

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