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[投資運用のプロに任せてはいけない!?]  〜投資信託の理解と日米比較〜30

こんばんは。今まではこっこと名乗っていた小山です。
昨夜は、結局2つ目のアウトプットの仕上げまでできず、スタバの閉店を迎えてしまいました、、、

最近甲子園の交流試合が始まりましたが、高校三年生にとって3年間の集大成を結果で示せないのは、元高校球児として考えただけでも心が苦しくなります。
僕の場合、最後の夏は県大会ベスト16という悔しい結果で終わり、その無念を大学野球で晴らそうと思って4年間頑張りました。(全国大会と関東大会も経験できたので良かったです)

ただ、高校で野球に一区切りをする選手達にとって、今回のコロナウイルスによる春夏大会の中止は、より一層厳しい出来事だと思います。モチベーションを失ってしまう子も多いかと思いますが、次のステージで頑張ってほしいです。

僕も現役引退後は、ビジネスという次のステージで頑張っている1人です。(まだまだひよっ子ですが。笑)
投資について勉強中ですが、今日は皆さんがよく耳にする投資信託の日米との比較と裏側についてお話をします。

①投資信託とは

様々な投資家からお金を集め、それを運用のプロがリスク分散しながら投資を行う。そこで得た収益を投資家に還元すること。

・メリット
1,1000円という少額からスタート可能
2,勝手にリスク分散を行ってくれる

※資産分散のスキル=アセットアロケーション

・デメリット
1,元本保証なし 投資した金額に増減の可能性がある
2,手数料が取られる 販売手数料と信託報酬+維持手数料
3,短期益が低い 利率が低いので長期保有向け
手数料が本当に高い!!

・投資信託の全体像(8工程)
投資家⇄販売会社⇄運用会社⇄受託会社⇄市場
①投資⇒②投資⇒③指示⇒④運用⇒⑤損益⇒⑥分配⇒⑦損益⇒⑧損益(投資家達に返ってくる)

※もしそれぞれの会社が破綻してしまった場合は?
⇒財布は別々に管理しているため(義務付け)それぞれが破綻をしても資産は安全に守られている。ただ、元本保証は投資のためされない。
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/meritrisk/safety/


②投資信託の運用方法

「パッシブ運用」と「アクティブ運用」の2種類

・パッシブ運用(手数料0.5%程度)
目標とする指標(ベンチマーク)と同じ動きを目指す。
基本的には日経平均株価と同じ動きをしている。
手数料が安い

・アクティブ運用(手数料2%程度)
目標とする指標(ベンチマーク)を上回ることも下回ることもある。
トレーダーのように株価の上下動を見て運用してくれる。
手数料が高い

・実は何もしないパッシブ運用の方が勝つ!?
アクティブ運用の方が株価を見て運用してくれるので、勝つと思うが実はパッシブ運用の方が勝つ確率は高い。

「アクティブ運用がパッシブに負け確率」
日本:1年目64% 3年目49% 5年目53% 10年目64%
アメリカ:1年目65% 3年目94% 5年目88% 10年目88%
グローバル:1年目71% 3年目88% 5年目87% 10年目92%

なんと!日本でも60%前後の確率で負けてしまう。。。
海外に至っては90%前後の確率で負けてしまう統計が出ている程。
それはなぜかなのか?
「アクティブの方が倍以上手数料が高いから」


③投資信託で得られる3つの利益

1,キャピタルゲイン 投資額に対して得られる利益(100万⇒110万=+10万)
2,インカムゲイン単利 投資額に対して得られる利子や配当(100万×5%=5万円)
3、インカムゲイン複利 投資で増えたものに対しても利子がかかる(100万×5%=105万円×5%=110.25万円)

※単利と複利はこうやって覚えよう!!
単利は投資額に対してのみ増え続ける。複利は投資して増えたお金に対しても増え続ける。

④日本の投資信託では全く儲からない!?日米比較

①〜③で投資信託について話をしましたが、実は日本で投資信託をしても全く儲かりません。

パッシブがいいとか散々言ってきたのに何故か??

・大規模の投資信託の日米比較(純資産額上位5商品)
日本
純資産平均1,1兆円
販売手数料平均3,20%
信託手数料1,53%
収益率(過去10年平均)−0,11%

アメリカ
純資産平均22,6兆円
販売手数料平均0,59%
信託手数料0,28%
収益率(過去10年平均)5,20%

待って??誰もが疑問に思いますが、資産運用しているのに日本マイナスじゃん!!一番の理由は「手数料が高すぎる」ことです。

・投資信託の手数料
販売手数料:0〜3%
信託手数料:3%
信託財産留保:0.3%
最大6%程度の手数料が持っていかれる。例えば100万円投資したとしても6万円は手数料で持っていかれてしまう。

・ヘッジファンドという存在
成功報酬20% 残高手数料2%
代わりにリスク分散をしてくれる人。投資信託との違いは成果報酬型であるところ。投資してくれた人のお金を増やせなければ、ヘッジファンドも儲からないためしっかりと運用をしてくれる。
また、持っている情報量と作業量が全く違うため、この人達から得られる情報にも価値がある。ただ、これだけ工数が掛かるためヘッジファンドは富裕層と取引をしているらしい。

本日は以上です。

日本では特に銀行が投資信託の看板を出したりしているイメージがありますね。低金利を極めている状況なので、手数料で儲からないといけないことが影響しているのだと思います。

次回は実際に株式投資を行うフェーズに入っていきます。僕もさっき楽天証券の登録が完了したので、実際に運用してみます。

次回:[意外と知らない株式会社の仕組み]  〜株式を理解する〜31

最後まで読んでいただき有り難うございます!!
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小山大輔@悩める20代の成長支援+HR https://twitter.com/kokkochannel


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