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”ある”はずのものが”ない”って辛いですよね


「自分には強みがない」と言って悩んでいる人がいる。

その悩みを聴いているぼくの頭の中では、「あるはず」のものが「ないから」この人は、痛みを感じているんだというふうに捉えながら話を聴く。

つまりは、本当の意味では「ない」のではなく「あるはず」なのに「ない」と思い込んでいるということだ。


もう少し噛み砕いて解説する。

たとえば英語を勉強しているAさんがいたとする。そのAさんは英語を身に付けたくて勉強を頑張っていた。

そんなAさんは就活生だったこともあって、面接をたくさん受けていた。そんな中で勉強してきた語学を活かせる仕事がしたいと、英語をアピールしたのだが、現実はそういう会社には英語が話せる人がたくさん面接に来ていたため、自分が頑張って勉強してきた英語が、全然アピールできる武器にならずに、内定をどこからももらえなかった。

そんな現実を目の前に突きつけられたとき、「あるはず」だったものが「ない」という体験をして、その体験がAさんにとって痛みになった。

そこからAさんは、その痛みを感じ続けることのないように「あるはず」のことに目を向けず「ない」と思い込むようになった。


これが「思い込み」であり、Aさんの「信念」ともいえるものである。

でも事実として、本当にAさんは強みがないのだろうか?そう、事実ではないのである。英語が全くできないぼくからすると、Aさんの英語能力は、十分に強みなのだ。

つまり、自分が「ない」と思っていることは「信念」であり、「あるはず」のことが「ない」と思い込んでいる可能性が高いのだ。

そしてほとんどの場合、ぼくのような対話を提供している立場から、その人の話を聴いていると、事実としては「ある」ことのほうが多いのだ。


ぼくはクライアントさんの話を、こんな角度から捉えている。人は事実を自分の解釈によって歪んだ状態で捉えてしまっていることがある。

でもその歪んだ捉え方はほとんどの場合、無意識に行っているものになるため、自分で気づくことはほぼできない。

なにか目の前で出来事が起こると、無意識に「信念」が発動して歪んだ捉え方を生んでしまう。でも、今日のこの内容を理解して、目の前の出来事に対して、瞬時に思考を巡らせることが出来ると、事実と解釈を区別して物事を考えることが出来るようになる。

そのため、そもそも「あるはず」のものが「ない」と、苦しい思いをする必要がないことに気づけるようになる。

これが人生にとって、とても大きい考え方であることは伝わるだろうか?こんなことばかりを考えているぼくのこういった結構な深い話もたまにこうしてすることを、どうか許してほしいと思う。笑

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